セイラー (Michael Saylor) 旗下の Strategy(MSTR-US)は、資本構造の調整を継続しており、先週はビットコインと普通株を同時売却することで、現金準備を拡充し、特別株を買い戻した。

Strategyは月曜日(10日)に、8月9日までの7日間で、1.086億ドル相当のビットコインを売却し、660万株の普通株を売却して約6.53億ドルを調達したと発表した。同時に、1.086億ドルを投じて、コード名STRCの「Stretch」特別株を買い戻した。現在、Strategyが保有するビットコインの時価総額は約580億ドルで、依然として世界で最も多くのビットコインを保有する上場企業である。

Strategyは、長期にわたり大量のビットコインを購入することで知られていたが、市場からその資金調達モデルや株式希薄化リスクへの懸念が高まる中、セイラー氏は5月末から戦略の重点を資本管理に移した。以降、同社は累計で約4.32億ドル相当のビットコインを売却し、現金準備を約46億ドルまで引き上げている。

投資家による普通株の希薄化への懸念を和らげるため、Saylor氏は以前から、STRC特別株の発行を主要な資金調達手段とすることを目指していた。しかし、STRC特別株は5月初め以降、100ドルの額面価格を維持できず、効果的な資金調達が困難となっている。現在の市場価格は約95ドルである。

Strategyはもともと企業向けソフトウェア会社だったが、その後ビットコインの蓄積企業へと転身した。共同創業者であり執行会長でもあるセイラー氏は、かつて投資家に対して「いかなる手段を使ってでもビットコインを買え」と呼びかけていたが、現在は財務的柔軟性を強化するために継続的に売却を行っており、同社の資本戦略に明確な転換が生じていることを示している。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 製品・サービス:ビットコイン保有 / 企業ソフトウェア