億光 (2393-TW) は本日 (10日)、タイ北柳府に位置する新製造基地の着工式を正式に執り行いました。この動きは、億光がグローバルサプライチェーンの戦略的再構築を進め、顧客の『China+1』戦略に応える上で重要なマイルストーンとなります。新工場の建設工事は2024年8月にすでに開始されており、2027年下半期の完工および量産開始が予定されています。

億光は、世界的なサプライチェーンの地域化やニアショア/オフショア生産の加速を背景に、タイ新工場を東南アジア最大かつ最先端の生産拠点として位置づけています。その規模は現在の中国・蘇州工場を上回る見込みです。新工場では高度な自動化とスマート化された生産ラインを導入し、運用効率と製品品質の安定性を最大限に高めます。

同社は、今後の成長ドライバーとして、光電結合素子(光耦合器)の売上比率が40%以上に達する見通しを示しています。また、車載用製品の売上比率も着実に拡大しています。タイ新工場が稼働すれば、世界中の自動車メーカー(OEM)、一次サプライヤー(Tier 1)、および産業用制御・AIサーバー向け顧客に対して、柔軟性が高く、現地でのバックアップ体制を備えた生産体制を提供できるようになります。

億光は、タイ新工場の着工が、今後10年を見据えたグローバル戦略の基盤であると強調しています。これにより、グローバル供給体制の競争力を高めるだけでなく、コスト構造の最適化と先進的なパッケージング技術を通じて、光電半導体分野におけるリーディングポジションをさらに強化していくとしています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:イベント
  • 製品・サービス:AIサーバー用光デバイス