鑽石投資(6901-TW)と新析生技(Syncell)は本日(10日)、鑽石投資が主導する新析生技の2000万米ドル規模のA+ラウンド増資が無事完了したことを発表しました。今回の資金調達により、新析生技は空間プロテオミクス分野における独自のプラットフォーム技術の開発を加速し、グローバルでの商用展開をさらに拡大していきます。
鑽石投資の路孔明総経理は、「2023年より新析生技への投資を開始し、最大法人株主として継続的に支援してきました。ここ2年間で同社の機器販売と収益は倍増し、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアに販売チームおよび協力ネットワークを構築しました。今回の増資により、同社の独自技術を活かして、世界中の革新的な研究および新薬開発プロジェクトへの貢献を加速し、国際市場での商業規模を拡大できるでしょう」と述べました。
新析生技が開発した「プロテイン光標的装置(Microscoop)」は、ナノスケールの空間解像度を持つAI搭載自動顕微鏡システムであり、1000種類以上の新規バイオマーカーを特定することが可能です。これにより、アルツハイマー病やがんなどの新薬ターゲット探索の期間を大幅に短縮できます。
同社の廖仲麒CEOは、「空間プロテオミクスは次世代の生命科学研究の基盤ツールとなっています。Microscoopは研究機関がより高精度に疾患のメカニズムを解明し、新薬開発を加速するのを支援しています。現在、神経変性疾患やがんなど複雑な疾患の研究に活用されています」と語りました。
さらに廖CEOは、「Microscoopはすでに複数の国際的な製薬企業や研究機関で採用されており、世界的なバイオテクノロジー機器メーカーであるThermo Fisher Scientificとも戦略的提携を締結しています。今後も解析速度と空間解像度をさらに高めた次世代製品を継続的にリリースし、研究効率の向上と応用範囲の拡大を目指します」と述べました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:資金調達
- 関連組織:Thermo Fisher Scientific
- 製品・サービス:Microscoop