仁寶 (2324-TW) 桃園大溪 AI サーバー製造センターが本日(11日)正式に稼働を開始しました。董事長の陳瑞聰氏は会見後、メディアの取材に応じ、AI需要が旺盛な状況を踏まえ、仁寶は台湾・ベトナム・米国で同時に生産能力を拡張していると明らかにしました。2023年のAIサーバー収益は全体の10%に達すると見込んでおり、2024年には30~40%まで引き上げる目標を掲げています。

陳瑞聰氏は、桃園大溪工場は今後、L10およびL11の自動化生産ラインに加え、研究開発センターの設立も計画されており、将来的には仁寶のAIサーバーにおける開発・研究・量産の中心拠点になると強調しました。また、2024年下半期には大溪工場の生産能力がフル稼働に達すると予測しており、主にNeoCloud向けの生産を想定しています。

米テキサス州の工場に関して、陳氏は2つの工場建設が計画通り進行中であり、2023年末から試作を開始し、2024年第1四半期に本格稼働する予定だと述べました。テキサス工場ではL6からL10、さらにはL11製品の生産が可能となり、Hyperscalerおよびエンタープライズ企業向けの需要に対応します。需要の本格化は2023年第四四半期末から2024年初頭にかけて見込まれています。

ベトナム工場については、東南アジアにおけるL6製品の主要生産拠点として位置づけられており、現在4本のSMT生産ラインを保有しています。今後さらに6本を追加し、合計10本のSMTラインを整備する計画で、近々完成する予定です。

仁寶のAIサーバーの主要顧客は現時点でNeoCloudが中心で、そのうちL10モデルが最も多くを占めています。AIサーバーの収益比率はすでに高い一桁%台に達しており、2023年末までに10%に到達する見込みです。Hyperscalerおよびエンタープライズ企業向けの受注が今後増加することで、2024年には30~40%まで拡大すると見込んでいます。

また、仁寶はサーバー関連業務の人材も継続的に拡充しており、現在約890~900人体制ですが、2024年には1000~1200人に増員する予定です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:イベント
  • 関連組織:NeoCloud
  • 製品・サービス:AIサーバー / L10