米国市場の前夜、ホルムズ海峡の再開に関する交渉が再び行き詰まり、売り圧力が強まった。この影響で米国の主要4指数は全面安となり、フィラデルフィア半導体指数(費半)は3%近く急落した。また、台積電のADR(TSM-US)も下落し、台湾株式市場(台股)は11日朝、弱含みで取引を開始した。指数は寄り付きから下落し、一時274ポイントを超える下げを記録した。

その後、電子大手株が反発し、下げ幅は縮小。一時はプラス転換し、50ポイント超の上昇で4万5000ポイントを回復した。しかし、上値は重く、取引時間中の暫定終値は44,692.68ポイント(前日比206ポイント安、0.64%下落)となった。出来高は約1.2兆元と推計されている。

本日の台湾市場では、電子関連株が全体的に弱含みだった。特に、業績好調を受けて注目されていた電子権値株の株価上昇行情が鈍化した。7月売上高が過去最高を記録した台積電(2327-TW)は、朝場は安い水準で始まったが、その後反発し、一時15円0.63%)高となった。

一方、聯發科(2454-TW)は3%安、南亞科(2408-TW)は半値近い大幅下落、日月光投控(3711-TW)は2.7%安、智邦(2327-TW)と鴻海(2317-TW)はともに0.96%安と、主要電子株が軒並み下落した。一方で、創意(3443-TW)は6.4%高と堅調だった。

高価格株(千金股)では、株価トップの信驊(5274-TW)が小幅に下落した一方、AIサーバー需要の強さを受けて7月売上高が過去最高となった川湖(5274-TW)は、半値近い大幅高となった。また、世芯-KY(3661-TW)も6%以上上昇した。

被動部品株では、国巨(2327-TW)が「顧客が材料確保のため、価格を2〜3倍上乗せしてでも調達を急いでいる」との報道を受け、一時半値近い上昇を記録した。華新科(2492-TW)、禾伸堂(3026-TW)、信昌電(6173-TW)も3〜4%以上の上昇となった。

市場関係者によると、8月初旬に指数が急騰したことで、4万5000ポイント超での利益確定売りが重くのしかかっている。短期移動平均線(季線)でも再び上値抵抗が強まり、投資家は技術指標を重視した戦略が求められている。テーマとしては、下落幅の大きかった中小型電子株の反発が目立っている。

米国市場の前営業日(月曜日)の終値は、ダウ工業株30種平均が60.95ポイント0.11%)安の53,975.98ポイント、S&P500指数は4.53ポイント0.06%)安の7,753.11ポイント、ナスダック総合指数は85.26ポイント0.32%)安の26,605.36ポイント、フィラデルフィア半導体指数は362.93ポイント2.94%)安の11,993.86ポイントで終了した。台積電ADRは1.55ドル(0.37%)安の418.49ドルで引けた。

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  • 出典:PR Times
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