証交所は本日(11日)、風力発電用鋳造部品の大手メーカーである永冠-KY(1589-TW)について、3名の独立取締役が全員辞任し、規定期限内に補充選任が行われなかったことを受け、2026年8月13日から上場有価証券を変更取引方法に併案指定すると発表した。また、同社の財務報告書の提出が遅れており、債務不履行の問題も解決していないため、株式の売買は引き続き停止される状態となる。
証交所によると、永冠-KYはすでに営業規則第49条の1および第49条の3の規定に基づき、変更取引方法に指定され、いわゆる全額委託買付・全額担保売却取引(全額交割)の対象となっていた。しかし、最近のガバナンス体制に深刻な問題が生じており、3名の独立取締役が全員辞任したことで、中華民国に住所を有する独立取締役の数が2名未満となり、法定期限内に補充が行われなかった。
証交所は、この状況が営業規則第49条の1第1項第14号に該当すると判断し、2026年8月13日から上場有価証券を変更取引方法に併案指定することを決定した。これにより、同社は引き続き重点監視対象となる。
ガバナンス体制の崩壊に加え、永冠-KYの財務危機も深刻である。証交所は補足説明として、同社が2025年度および2026年第1四半期の財務報告を規定期限内に公告・提出しておらず、また、債権者から償還を求められた国内発行の第4回無担保転換社債について、満期後3か月を経過しても債務の返済が行われず、債権者との和解も成立していないため、すでに上場有価証券の売買が停止されていると述べた。
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- 出典:PR Times
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