アメリカの非農業部門雇用統計が予想を下回ったことを受け、市場はFRBの利上げ確率が大きく低下すると予想している。この影響で国際金価格は4,400ドル/オンスの大台を突破し、9週間ぶりの高値を更新した。国内の貴金属ETFも好調で、本日(11日)は元大S&Pゴールド2(00708L-TW)、元大S&Pゴールド(00635U-TW)、元大道瓊スリーバー(00738U-TW)が再び連動して上昇。8月以降の上昇率はすでに二桁を超えた。
本日(11日)の台湾株式市場は45,000ポイントに回復したが、貴金属ETFは利上げ懸念の後退を受けて連日上昇している。7月のFOMC会合以降、00708L、00635U、00738Uはそれぞれ17.4%、8.6%、13.5%の強含みとなった。
金融機関の分析によると、ドルの弱含みとリスク回避需要の高まりが、金の買い支えを強めている。市場の利上げ観測が後退する一方で、世界経済の成長鈍化や地政学的不確実性が依然として高く、金の避難資産としての価値が再評価されている。白銀価格も、貴金属投資ムードの改善と工業需要の回復を背景に、金と連動して上昇している。
今年上半期は金価格が押し下げられたものの、4,000ドル/オンスで強固なサポートが確認された。これは、不確実性の高い環境下でも金が資産配分としての価値を維持していることを示している。特に、各国中央銀行による金の積み増しは継続しており、中国の中央銀行は7月に約64万オンスを追加購入。21か月連続の買い増しとなり、保有高は2023年10月以来の最高水準に達した。
複数の好材料が継続する中、モルガン・スタンレーは金価格が2026年第4四半期に5,000ドル/オン3スを突破する可能性があると予測。また、ウォール街の大手マーケットメーカーであるキャピタル・セキュリティーズは、現在のトレンド取引資金が金・銀でネットショート状態にあると指摘。価格が上昇トレンドに転じれば、空売りの買い戻しが発生し、さらに上昇を加速させる可能性があるとしている。
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FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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