『Yahoo Finance』は、AIインフラ関連株が12日(水)に全面的に上昇したと報じた。この動きは、AIサーバーハードウェアメーカーの米国企業・美超微電腦(Supermicro)(SMCI-US)や新興クラウドサービスプロバイダーのCoreWeave(CRWV-US)、Nebius(NBIS-US)が好調な決算を発表したことを受けたものだ。AIホスティング事業を手掛けるApplied Digital(APLD-US)やIREN(IREN-US)の株価も上昇した。

美超微とCoreWeaveは12日、株価が19%以上上昇。Nebiusはさらに34%を超える急騰となった。

AIインフラ関連の他の分野でも上昇が見られた。光学製品メーカーのLumentum(LITE-US)が含まれる。また、メモリーやストレージ関連銘柄も堅調で、Roundhill Memory ETF(DRAM-US)も同時に上昇した。

演算能力、AIサーバーラック、液冷技術に至るまで、あらゆるAIインフラ分野での需要が加速していることが示されている。関連企業が次々と決算を発表する中、AIインフラ産業全体が牽引されている。

Nebiusの株価が急騰したのは、四半期売上がアナリストの予想を上回ったことによる。美超微は第4四半期決算で、利益がアナリスト予想を大きく上回り、将来見通しも楽観的だった。

新興クラウドサービスプロバイダーおよびAIホスティング企業のApplied DigitalとIRENの株価上昇は、AIクラウドサービス企業CoreWeaveの決算が需要の加速と積み残し注文の大幅増加を示していたことに起因する。

Lumentumの株価は13%以上上昇した。データセンター向けの光学・光電子製品を提供する同社は、第4四半期の売上高が10億1000万ドルに達し、前年同期比で2倍以上となった。同業のCoherent(COHR-US)やCiena(CIEN-US)の株価も大幅に上昇した。

メモリーおよびストレージ関連銘柄も上昇。Roundhill Memory ETFは7.6%上昇し、最近上昇が目立っていたSanDisk(SNDK-US)は5.7%上昇した。

メモリー製造大手のマイクロン(MU-US)は約5%上昇。競合のSKハイニックス(SKHY-US)は9%急騰した。

企業がAIの導入を進めることを受け、投資家はいわゆる「スコップを売る」取引に注目している。これは、AI技術に必要なインフラを提供する企業に投資する戦略である。こうした企業は今後も強い需要が続くと予想している。

Fundstratは12日、現時点で決算を発表したS&P500企業のうち、87%が利益で市場予想を上回っており、これらの企業の実際の業績中央値は市場予想を7%上回っていると指摘した。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Supermicro / CoreWeave / Nebius
  • 製品・サービス:AIサーバー / クラウドAIサービス