市場データによると、世界の黄金市場は2か月連続の資金流出後、再び投資家の資金が流入し始めています。
世界黄金協会の報告によれば、2023年7月、世界の実物黄金ETFは30億米ドルの資金流入を記録し、保有高は23トン増加して4,068トンに達しました。これは、黄金価格の回復に新たな追い風となっています。
この資金流入には明確な地域差が見られます。欧州地域が最も積極的で、7月の資金流入は20億米ドルに達し、今年2番目の高水準を記録しました。一方、アジアのファンドも6.16億米ドルの流入を示しました。対照的に、北米市場の回復は緩やかで、約7,100万米ドルの流入にとどまり、世界黄金協会はこれを「初期段階の回復」と評価しています。
現在の現物黄金価格は1オンスあたり約4,400米ドルで、今月だけで約9%上昇していますが、今年1月に記録した約5,600米ドルの過去最高値からは約21%下落しています。
年初にかけて黄金価格は急騰しましたが、その後、債券利回りの上昇と米ドル高の影響により、投資需要が縮小し、価格は下落しました。その間、欧米の資産運用会社が一時的に撤退した中で、各国の中央銀行とアジアの投資家が継続的に黄金を購入し、市場を支える重要な役割を果たしました。
盛宝銀行(Saxo)の商品戦略責任者であるOle Hansen氏は、現在、欧米の投資需要が回復の兆しを見せていると指摘しています。
市場専門家は、北米の投資者が大規模に市場に復帰できるかどうかが、今回の黄金価格上昇が持続するかどうかの「重要な試金石」になると見ています。もし欧米投資者がより強力な買い需要を形成すれば、黄金市場にとって新たな重要な需要柱が加わることになります。
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- 出典:PR Times
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