KPMG安侯建業は『2026年第二季創投脈動:全球創業投資分析』を発表しました。これによると、グローバルのベンチャーキャピタル市場は第2四半期に8440件の取引を完了し、総額2274億ドルに達しました。これは第1四半期の史上最高記録からは減少していますが、依然として史上2番目の高水準です。市場の資金はAI関連の取引データと成長性に集中しています。

特に、アメリカのAnthropicが単独で650億ドルを調達し、今四半期最大の資金調達案件となりました。また、SpaceXがナスダックで史上最大のIPOを実施し、750億ドルを調達(オーバーアロットメント行使後は857億ドル)、評価額は1.9兆ドルに達しました。これらの大型案件が、グローバルのテクノロジー資金の配置をさらに活発化させています。

KPMG安侯建業のイノベーション&新創サービスチームの協同主理会計師である高鈺倫氏は、第2四半期の資金調達額はアメリカが1500億ドルで世界をリードし、そのうちアメリカ単独で1449億ドルを占めていると指摘しました。アジアは508億ドルで第2位となり、2021年第4四半期以来の最低水準からの反発を示しています。ヨーロッパは安定して256億ドルを確保しました。また、企業ベンチャーキャピタル(CVC)の投資総額は1491億ドルに達し、大手企業が先端技術に積極的に戦略投資していることが明らかになりました。

世界的な経済情勢や地政学的リスクが残る中でも、超大型のAI関連取引が資本の集中を促進しています。具体的には、Anthropicが650億ドル、Project Prometheusが120億ドル、中国のDeepSeekが74億ドル、StepFunとByteDanceがそれぞれ25億ドルと30億ドルの資金調達を完了しています。

資本市場のエグジットメカニズムも強力です。SpaceXはナスダックで史上最大のIPOを実施し、750億ドルを調達しました。オーバーアロットメントを行使した後は857億ドルに達し、評価額は1.9兆ドルに上昇しました。第3四半期の展望として、AI投資は基礎モデルの開発からロボット、具身知能、産業特化型ソリューションへと拡大し、引き続きグローバルVC市場の成長を牽引すると予測されています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 関連組織:Anthropic / SpaceX / DeepSeek
  • 製品・サービス:AI基礎モデル / 産業特化型AIソリューション