人工知能(AI)インフラ企業CoreWeave(CRWV-US)と米超微(SMCI-US)は、水曜日(12日)の盤前取引で株価が大きく上昇した。両社が楽観的な財務見通しを発表したことで、AIの計算能力、サーバー、データセンターへの投資需要が今後も成長を続けるという市場の信頼がさらに強まった。
AIクラウドコンピューティングサービスを提供するCoreWeave(CRWV-US)の株価は盤前で18%以上上昇し、同業のNebius Group(NBIS-US)も10%上昇した。AIサーバー製造メーカーの米超微は約9%上昇。データセンター事業者であるApplied Digital(APLD-US)とIREN(IREN-US)もそれぞれ6%、5%上昇し、資金が再びAIインフラ関連株に流入していることが示された。
CoreWeaveは、全年の売上高、調整後営業利益、資本支出の予測を上方修正した。これは、同社がNVIDIA(NVDA-US)のチップを採用したAIインフラに対する需要が強く、より有利な価格で新規契約を締結できているためだ。
マイケル・イントラトール最高経営責任者(CEO)は、同社が現在提供可能な計算容量は実質的にすべて売約済みであり、新規のコンピューティングサービス契約の交渉においてより大きな価格交渉力を持っていると述べた。第2四半期の受注残高は前四半期の994億ドルから1,042億ドルに増加したが、これは今四半期初めに獲得した250億ドルを超える新規コミットメントは含まれていない。
モルガン・スタンレー(JPM-US)は、CoreWeaveの契約価格の改善は、全体的な需要環境の強さと、顧客の投資収益率(ROI)の加速的向上を反映していると指摘した。
一方、米超微は2027年の売上高がウォール街の予想を上回ると予測しており、データセンター事業者が生成AIのワークロードに対応するためのサーバーハードウェアに継続的に投資していることを示している。同社の第4四半期の営業利益率は17.5%となり、当初発表された15%~17%の範囲を上回り、収益性への懸念が和らいだ。
今年に入り、CoreWeaveの株価は累計で26%以上上昇し、米超微も8%上昇している。最新の財務見通しは、AIへの資本支出のリターン速度に対する市場の疑問が続く中でも、企業による計算能力とサーバーへの投資需要が短期的には明確に冷え込む兆しがないことを示している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 関連組織:NVIDIA / Nebius Group / Applied Digital
- 製品・サービス:AIクラウドコンピューティング / AIサーバー