ノルウェー中銀は木曜日(13日)に、基準金利を4.25%で維持することを発表した。この決定は市場の予想と完全に一致しており、メディアが16人のアナリストを対象に行った調査では、全員がこの結果を正確に予測していた。

インフレ圧力は最近やや緩和されているものの、委員会は合理的な期間内にインフレ率が目標水準に戻ることを確実にするために、引き続き引き締め的な金融政策を維持する必要があると判断した。

ノルウェー中銀のバケ総裁(Ida Wolden Bache)は声明の中で、今年の夏場のインフレデータが予想を下回ったことは「心強い」と述べたが、現時点でのインフレ率は依然として高すぎると指摘した。彼女は、「インフレ見通しが実質的に変化したと結論づけるには時期尚早」であり、「今後も政策金利を引き上げる必要があるかもしれない」と強調した。

ノルウェーの過去2か月間のコア物価上昇率は予想外に穏やかなものであったため、当局には、このエネルギー資源に恵まれた経済が冷え込んでいるかどうかを観察する余地があった。しかし、国内物価を押し上げる主な要因である堅調な賃金上昇と逼迫した労働市場の状況は、依然として強固に保たれている。さらに、中東地域における継続的な紛争が、世界的なインフレ見通しに不確実性を加えていることも、中銀は特別に言及した。

金利決定発表後、ノルウェークローネはユーロに対して0.2%低下し、1ユーロ=10.9684クローネとなった。アナリストの間では、9月に最後の利上げが行われるかどうかについて意見が分かれている。デンマーク銀行(Danske Bank)のチーフエコノミストであるJullum氏は、8月のコアインフレ率が再び3%を超える可能性があるとし、その場合は中銀が9月に行動を取らざるを得なくなるだろうと述べた。ただし、それは「難しい決断」になるだろうとも付け加えた。現在、トレーダーは9月の利上げ可能性を、以前の予想からわずかに下方修正している。

ノルウェー中銀は9月に新たなインフレ予測と政策経路に関するレポートを発表する予定であり、それにより金利の行方についてより明確な手がかりが得られる見通しだ。

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