公股金控龍頭の兆豐金(2886-TW)は、7月13日、7月及び累計前7月の自結盈餘を発表した。7月単月の税後純益は43.52億円で、前月比10.8億円(33.01%)増、前年同期比2.45%増。累計前7月の税後純益は256.59億円で、前年同期比14.45%増となり、歴史的な新高を更新した。1株あたりの税後純益(EPS)は1.73元に達した。
兆豐金は、累計前7月の利益が新高を更新した主な理由として、核心業務の持続的成長と台股市場の好調が挙げられる。
核心子会社の兆豐銀行は、7月の税後純益が42.12億円で、前月比55.42%、前年同期比25.91%増。累計前7月の税後純益は200.78億円で、前年同期比7.29%増。7月の利益が大幅に成長した主な理由は、配当収入が約15億円計上されたこと。累計の利益増加は、財富管理と貸付業務が利息と手数料の純収益を押し上げたことによる。ただし、SWAP(為替取引)の利益が減少したため、財務運営の成績は前年同期を下回った。
証券子会社の兆豐証券は、7月に台股が約3,000ポイント下落し、取引量が減少した影響を受け、単月で3.93億円の損失を計上した。これは前月比8.06億円減少。累計前7月の税後純益は31.32億円で、前年同期比171.62%増となり、歴史的な新高を更新した。7月の市場の変動により、自社取引の成績が悪化し、台股の日平均取引量が約4,000億円減少して1.2兆元となったため、仲介手数料収入が減少した。
票券と産業保険は安定した成長を維持した。兆豐票券は、7月の税後純益が3.5億円で、前月比1.16%、前年同期比31.28%増。累計前7月の税後純益は21.51億円で、前年同期比43.37%増。主な理由は、台湾ドル債券のポジションが増加し、利差が拡大し、外貨債券の利息費用が減少したこと、そして配当収入が1億円以上増加したことである。
さらに、兆豐産業保険は、7月の税後純益が1.01億円で、前年同期比27.94%増。累計前7月の税後純益は6.63億円で、前年同期比45.46%増。主な理由は、事故保険の保険料収入が成長し、防疫保険の理賠損失が解消され、投資ポジションが構築され、配当収入が前年同期比6,000万円以上増加したことである。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:資金調達