國科會の呉誠文主委はこのほど、米国テキサス州を訪問し、州当局、宇宙委員会、テキサス大学オースティン校などの著名な学術機関および地元産業の指導者たちと高レベル会談を行いました。國科會は本日(14日)、呉主委の今回の訪問が、台湾とテキサス州の先進半導体、シリコンフォトニクス、宇宙技術、および高度人材育成といった戦略的分野における連携を強化し、台米間の技術サプライチェーンおよび学術研究エコシステムに深い連携の道筋を築くことを目的としていると発表しました。

國科會によると、訪問団は米中部時間8月11日にテキサス州議会にて州当局および産学研の指導者と会談を行い、米側からはテキサス州の宇宙産業の発展状況、テキサスA&M大学の半導体計画、北テキサスの半導体エコシステム、AIおよび実世界計算に関する説明がありました。一方、台湾側も半導体研究開発および宇宙技術戦略について詳細に説明しました。

呉誠文主委はあいさつの中で、台湾は世界をリードする半導体製造および情報通信エコシステムを有しており、一方でテキサス州は先進パッケージング、宇宙産業、強力な研究開発能力で知られていると強調しました。双方の強みは非常に補完的であり、協力を深めることで世界的な技術革新に大きな原動力となると述べました。

訪問団は8月12日には、テキサス大学オースティン校のマイクロエレクトロニクス研究センター(MRC)および米国防総省DARPAの支援を受けるテキサス電子研究所(TIE)も視察しました。

國科會は、MRCがナノエレクトロニクスおよびクリーンルーム設備において強固な基盤を有しており、TIEは先進パッケージングおよびヘテロジニアス・インテグレーション技術の推進に注力し、研究から量産に至るラインを構築していると指摘しました。また、訪問団は同大学の航空宇宙工学部門および宇宙科学研究センター(CSR)とも連携し、人工衛星リモートセンシング、軌道力学、宇宙データ応用などのテーマについて対話を開始し、今後、我が国の国家太空センターと国際共同研究および技術交流の可能性を探りました。

重要な産業連携の一環として、呉主委は光通信大手のアビテック・オプトエレクトロニクス(AAOI-US)本社も訪問しました。近年、AIサーバーや大規模データセンターの需要急増に伴い、高速光トランシーバーモジュールおよびシリコンフォトニクス技術は計算性能のボトルネックを打破する鍵となっています。双方は、台湾の半導体エコシステムとAAOIの台湾および米国における生産体制を融合させる方法について深く協議し、次世代光通信機器のサプライチェーンの強靭性と安全性を共に強化する方策を検討しました。

國科會は、今回の訪問が台湾とテキサス州の科学技術政策、学術研究、産業連携における実質的な結びつきをさらに深化させると同時に、双方の産学研コミュニティに長期的な協力チャネルを構築するものであり、台湾のキーテクノロジーおよび学術研究力を世界と接続する上で貢献すると強調しました。

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  • 出典:PR Times
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