投資巨頭・波克夏 (BRK.A-US、BRK.B-US) の最新13-F持股ファイルによると、同社は第2四半期にAlphabet(GOOGL-US)を大幅に増強したほか、デルタ航空(DAL-US)、メイシーズ(M-US)、ニューヨーク・タイムズ(NYT-US)、LENNAR(LEN.B-US)などの株式も買い増した。

『バロンズ』誌の報道によれば、波克夏は14日(金)に米証券取引委員会(SEC)に提出した届出書類で、Alphabetの有議決権および無議決権株式を含む保有株が第2四半期に約80%増加し、1.06億株に達したことを明らかにした。

今回の増強には、6月にAlphabetから直接購入した株式に加え、公開市場での買い付けも含まれている。

現在、波克夏が保有するAlphabet株の時価総額は約360億ドルで、コカ・コーラ(KO-US)と同等の規模となり、アップル(AAPL-US)、アメリカン・エキスプレス(AXP-US)に次ぐ第三位の株式保有銘柄となった。

波克夏は第2四半期に新たな大規模な新規ポジションを構築しておらず、これは3か月連続で重大な新規投資を行っていない異例の状況を意味している。

一方で、波克夏は米国銀行(BAC-US)の保有株を3000万株減らし、4.83億株に引き下げた。現在の時価総額は約310億ドルである。

第2四半期におけるAlphabet株の購入額は約160億ドルにのぼり、同四半期の10-Q財務報告に記載された230億ドルの株式投資総額の大部分を占めた。

第2四半期の買い増しで2番目に大きかったのはデルタ航空で、保有株が約40%増加し、5700万株に達した。現在の時価総額は約50億ドル。『バロンズ』は、当四半期のデルタ航空株購入額を約15億ドルと推定している。

また、住宅建設会社LENNARの保有株は300万株増えて1300万株に、メイシーズの保有株は倍以上に増えて700万株に、ニューヨーク・タイムズの保有株も小幅に増加し1570万株となった。

アナリストらは、Alphabetの大幅増強と米国銀行の減資は、波克夏会長のバフェット氏(Warren Buffett)が主導した可能性が高いと分析している。一方、それ以外の小規模な保有調整は、投資マネージャーのテッド・ウェッシャー(Ted Weschler)氏が担当していると考えられている。

ウェッシャー氏は現在、波克夏の3500億ドルを超える株式投資ポートフォリオのうち、約200億ドルを管理している。

第2四半期には、複数の株式投資の保有株を削減している。クロガー(KR-US)、ファースト・キャピタル・ファイナンシャル(COF-US)、ヌコール(NUE-US)、アライ・ファイナンシャル(ALLY-US)などが該当する。

具体的には、クロガーの保有株を約20%1100万株)減らし、3900万株に低下。ファースト・キャピタル・ファイナンシャルは400万株減らして300万株に。ヌコールの保有株は約50%大幅減で190万株に。アライ・ファイナンシャルは10%未満の減少で2700万株となった。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Alphabet / Apple / American Express
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