避険基金Situational Awarenessは第2四半期に、半導体大手の美光(MU-US)およびSanDisk(SNDK-US)への保有株を増やした一方で、輝達(NVDA-US)、ブロードコム(AVGO-US)、そして超微(AMD-US)に対するプットオプションのポジションを縮小した。

米証券取引委員会(SEC)の監督文書によると、6月30日時点で、SanDiskおよび美光の保有額は合計で110億ドルに達し、この金額は同ファンドの純資産の約4分の1を占めていた。

この米国に本拠を置く高レバレッジのファンドは、元OpenAIの研究員であるレオポルド・アシェンブレナー(Leopold Aschenbrenner)が設立した。しかし、7月に人工知能(AI)関連株が大幅に下落し、投資が急激な損失を出したため、同ファンドは公開市場の株式を強制的に売却せざるを得なくなった。最終的に、著名な億万長者のケン・グリフィン(Ken Griffin)が率いるキャッスル投資(Citadel)が、このファンドの大部分のAI関連株式ポジションを引き取った。

先月、AI関連銘柄は激しい売り浴びせに見舞われ、その中で美光の株価は29%下落し、SanDiskは47%も急落した。

一方、ウォール街の定性取引大手Jane Streetは、貸出機関に対して7月単月で約150億ドルの損失を報告した。その主な理由は、米国のAI関連株が7月に大きく下落したこと、および同社が投資していたSituational Awarenessファンドが同期間にマージンコール(追証)で破綻したためである。

厳しい打撃を受けたものの、Jane Streetは今年に入ってからの累計純取引収益が400億ドルを超え、これは2025年通年の収益をすでに上回る水準となっている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
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