円展(3669-TW)は、AIオフィスと商用ドローンの二つの戦略的分野に注力することで成長を図ります。教育向け入札案件の寄与とOEM事業の安定により、第3四半期の業績は第2四半期を上回ると予想され、2023年下半期の見通しは楽観的です。通年での売上総利益率も、上半期の高水準を維持できる見込みです。
円展の事業展開は、従来の会議室コラボレーション分野から、「AIオフィス」としての包括的な応用へと拡大しています。ソフトウェアとハードウェアの統合により、さまざまなオフィスプラットフォームやサービスを連携させます。さらに、空間感測技術、エージェント型AI演算、自律的空間調整システムを開発し、既存の音声・映像技術とAI能力を融合することで、オフィス空間の知能化・自動化を進め、AIオフィスの統合ソリューションプロバイダーとしての地位を確立しようとしています。
また、円展はAI映像市場において長年にわたり深耕しており、エッジ人工知能アルゴリズム(Edge AI)技術と映像調整の実力を蓄積してきました。これを基に、成長性が高く付加価値の大きい「商用ドローン」市場へ進出します。「産業・インフラ点検」と「スマート倉庫・屋内無人物流」の二つの主要用途に焦点を当て、既存のAI映像コア技術をより多くの垂直応用シーンに展開し、新たな事業成長の原動力を育成します。
運営面では、国内の教育向け入札案件が順次開始され、OEM受注も明確な勢いで年末まで続く見込みです。また、日本の新規顧客プロジェクトは第3四半期中に正式決定される予定です。部品価格の上昇に対応するため、ブランド製品に対して2回目の価格引き上げを計画しており、幅度は約5~10%です。通年での売上総利益率は、上半期の水準を維持できると見込まれます。
円展の第2四半期の売上高は7.13億元で、前四半期比3.50%増、前年同期比4.15%増となりました。売上総利益率は61.34%で、前四半期比0.73ポイント増、前年同期比3.75ポイント増。一株当たり純利益は0.7元でした。上半期の売上高は14.02億元で、前年同期比12.84%増。売上総利益率は60.98%、税後純利益は1.3億元、一株当たり純利益は1.4元でした。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:新製品
- 製品・サービス:AIオフィス統合ソリューション / 商用ドローン