中鋼(2002-TW)は本日(20日)、7月の自社集計による税前利益が6.55億元となり、前月比55%減少したことを発表しました。一方、1~7月累計の税前利益は29.94億元で、前年同期と比べて赤字から黒字に転じました。中鋼は、国内の下流産業における在庫調整が徐々に進んでおり、これにより鋼材市場全体の今後の発展に好影響を与えると説明しています。
7月の営業収益は297.19億元で、前月比6%増加、前年同月比22%増加しました。営業利益は2.41億元で、前月比84%減少しましたが、前年同月比では赤字から黒字に転じています。この要因として、単月の鉄鋼販売における単位当たり粗利益の低下により営業利益が前月を下回ったものの、業外収益である配当金収入が増加したことが挙げられます。累計では、1~7月の営業収益が1977.22億元(前年比3%増)、営業利益が32.87億元となり、前年同期比で赤字から黒字に転じました。
中鋼は、アメリカ経済が緩やかな成長を維持している一方、ヨーロッパではエネルギーコストが製造業の需要を抑制していると分析しています。中国大陸は依然として不動産市場の低迷と産業構造の転換期に直面しています。台湾はAI関連産業の高い需要により経済成長が続き、その波及効果が国内他の産業や最終消費にも良い影響を与えていると述べています。
鉄鋼市場に関しては、中東情勢の不安定さにより原油価格が引き続き変動しており、これに伴い製鉄コストも高水準で推移しています。国際的な鋼材市況は地域によって異なり、米国と欧州では貿易障壁の影響で価格が高止まりしています。アジア地域では市況が弱含みですが、中国の鉄鋼メーカーが生産量を削減し利益率改善を図っていることで、供給過剰の緩和が進んでいます。ベトナムでは価格下落幅が縮小しており、底入れの兆しが見られるとされています。
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- 出典:PR Times
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