博通(Broadcom)(AVGO-US)は現在、複数の貸出機関と協議を行い、AIチップに関する融資取引で600億ドル以上を調達する計画を進めています。20日(木)付の『ブルームバーグ』報道によると、この取引はAnthropicなどの企業に利益をもたらす見込みです。

報道によれば、この融資には約300億ドルの劣後債務が含まれる可能性があり、博通は約600億700億ドル規模の優先担保債務の一部を保証するとされています。

また、現在交渉中の金額次第では、今回の融資総額が最大で1,000億ドルに達する可能性もあるとのことです。

関係者によると、ベライド(Blackstone)(BX-US)およびアポロ・グローバル・マネジメント(Apollo Global Management)(APO-US)が博通と連携し、本件融資への参加を検討しています。三社はすでに6月に提携を発表しています。

この協定は、AIインフラ整備を目的とした一連の資金調達取引の一つとして位置づけられます。特にClaudeを開発するAnthropicのようなAI企業は、基盤技術の構築において重要な役割を果たしており、十分な演算能力を確保したいと考えています。

一方で、博通はより多くのチップやデータセンター機器の販売を目指しており、収益性の高いこの市場でNVIDIA(NVDA-US)の地位に挑戦しようとしています。

情報筋によると、この潜在的な取引は、Anthropicを含む企業がAIチップやその他の重要なAIインフラを確実に取得できるように支援することを目的としています。

博通の株価は20日、小幅に0.4%上昇し、1株あたり364.03ドルとなりました。年初来では4.7%の上昇です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 関連組織:Broadcom / Anthropic / Blackstone