円展(3669-TW)は、AIオフィス戦略の展開を発表しました。AI受付システム、AIワークスペース、AIデジタルサイネージの3つのコアアプリケーションに注力し、新たなビジネスシーンを切り拓き、高付加価値製品の売上比率を大幅に引き上げることを目指しています。これが同社の中長期的な事業成長の強力な原動力になると期待されています。
円展は、グローバル企業のデジタルトランスフォーメーションが進む中、オフィス空間はもはや従来のテレビ会議に限定されず、全エリアにわたる知能化と自動化管理へと急速に進んでいると指摘しています。このため、同社の事業領域も従来の「会議室協働(Meeting Room Collaboration)」から、「AIオフィス」全体の包括的なアプリケーションへと拡大していくとしています。
円展は、既存のプラグアンドプレイ型テレビ会議ハードウェアの強みを活かしつつ、ソフトウェアとハードウェアの統合へと進んでいます。Microsoft Teams会議室ソリューションの効果を最大限に引き出し、オフィスプラットフォームや各種サービスと完全に連携させるだけでなく、今後は空間センシング技術、エージェント型AI演算、自律的空間調整システムの開発にも着手する予定です。これにより、AIオフィスソリューションプロバイダーへの全面的な転換を図ります。
同社は、既存の光学カメラ、音響技術、自動追跡、AI演算というコアコンピタンスを活かして、効率的で安全かつスマートな空間体験を提供します。まず第一に注力するのはAI受付システムで、訪問者の自動チェックイン、顔認証、リアルタイム通知、デジタル受付を統合し、企業の運用および人件費の削減を支援します。
次にAIワークスペースでは、会議室の占有率や座席の利用率、人流計測の正確なデータ分析を提供。さらに環境制御システムと連動し、照明や空調を自動調整することで、スマートな省エネを実現します。そしてAIデジタルサイネージは、現場にいる人の性別や時間帯を識別し、カスタマイズされたコンテンツや広告を動的に配信可能です。訪問者向けの案内や歓迎表示にも対応しています。
円展は、世界的にAIオフィス市場が活況を呈していると強調しています。同社は「AIによる会議体験の強化」「音声駆動マルチカメラ追跡(Multi-Cam)」「専門的な音声・映像統合ソリューション(Total Solution)」の3つで高い技術的壁を築き、多様な現場への展開を加速させます。これにより、製品ポートフォリオと利益構造の最適化を図り、事業成長の原動力を創出していくとしています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:新製品
- 関連組織:Microsoft
- 製品・サービス:AI受付システム / AIワークスペース