Meta Platforms( META-US ) は、マイクロソフト( MSFT-US ) の最大の人工知能(AI)顧客の一つとなり、新興AI技術の需要が依然としてテクノロジー業界に集中していることを浮き彫りにしている。
『彭博』が木曜日(20日)に報じたところによると、関係者によれば、Metaは毎年数億ドルを費やしてマイクロソフトのAzureクラウドサービスを通じてAIモデルを利用しており、毎週Azure上で使用するAI演算量はすでに数兆トークン(語素)に達しているという。
マイクロソフトのAI戦略の一部として、複数のサプライヤーからのAIモデルを提供するマーケットプレイス「Foundry」を運営している。今年7月時点で、Foundryには10万人の顧客がいる。マイクロソフトは宣伝活動において、製造業や交通運輸といった伝統的な産業の顧客事例を頻繁に紹介している。
しかし関係者によると、現在マイクロソフトの最大規模のAI顧客の多くは依然として他のテック企業であり、AdobeやAI企業Perplexity、OpenAIの会長であるブレット・テイラー氏が共同設立したカスタマーサポートAIスタートアップSierraなどが含まれる。
特にマイクロソフトは少数のテクノロジー企業に大きく依存している。長期的なパートナーであるOpenAIは、マイクロソフトの直近会計年度におけるAI関連収益の約70%を占めている。モデルの利用提供に加えて、マイクロソフトはAIアシスタントCopilotの提供や、AI向けの計算資源のレンタルも行っている。
近年、収益の過度な集中や企業間の「循環取引」がテクノロジー業界の課題となっている。AIが市場の期待に応えるためには、この技術が経済全体で広く使われるようになる必要があり、技術力を持つ大手テック企業だけに依存する構造では限界がある。
関係者によれば、Metaはソフトウェア開発支援のためにAIに巨額の投資を行っており、モデルの入手可能性やコストに応じて複数のプラットフォームからモデル利用権を購入しているという。
ある情報筋によると、Metaの開発者はかつてFoundryを通じてOpenAIの技術を使用し、自社開発モデルの出力品質を評価する助けとしていたという。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:提携
- 関連組織:Meta Platforms / Microsoft / OpenAI
- 製品・サービス:Azure / Foundry