散装運価は高水準を維持しており、一部の航商では上半期の利益が倍増しました。ここ約1か月は比較的淡季ながら、有効な運力供給が限られていたことから、海岬型船舶(Capesize)の運価が上昇しました。波羅的海海峽型指数(BCI)は月間15%以上上昇しており、アナリストは下半期の繁忙期到来により、散装市場の需給がさらに逼迫すると楽観視しています。

アナリストによると、夏休み期間中の淡季影響でオーストラリアとブラジルの鉄鉱砂出荷量は前四半期比3.29%減少しました。しかし、長距離航路の貨物が増加し、有効な運力供給の伸びが限定的だったことから、海岬型船の運価が支えられています。今後の見通しとして、伝統的な繁忙期が段階的に到来する中、鉄鉱砂の出荷強化が需要を喚起すると予想されています。

中小型船については、第3四半期以降の運価はおおむね横ばいでしたが、中東の地政学的緊張が石炭輸送需要を押し上げており、また9月下旬から北米穀物の輸出繁忙期に入ることで、太平洋横断の輸送需要が高まると期待されています。

一方、西アフリカのシムバランデ鉱山は昨年第4四半期から操業を開始しており、上半期の累計出荷量は約700万トンでした。西アフリカの雨季が終了したことに伴い、第4四半期の出荷量が増加すると見られており、年間出荷量は2000万トンに達する見込みです。西アフリカから中国への航路は長距離であるため、長航程貨物の比率が上昇することで、「トン海里」需要の増加につながります。

全体として、アナリストは散装市場の運価が今年末まで高水準で推移する可能性が高いと予想しています。

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  • 出典:PR Times
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