ビットコインは、5月11日以来の新高値となる81,255ドルを記録した後、火曜日(25日)に急激な値動きを見せ、一時78,600ドルまで急落しました。台北時間の水曜日現在、価格は79,000ドル付近で推移しています。
1日で約3,000ドルの下落にもかかわらず、「暗号資産恐怖・貪欲指数」は74で安定しており、トレーダーの多くは今回の下落を通常の利益確定や調整局面と捉えており、大きなトレンド変化とは見ていないようです。
この市場の冷え込みの主な要因は、マクロ経済イベントへの警戒感です。市場は現在、個人消費支出(PCE)物価指数の発表を注視しています。この指標は連邦準備制度理事会(FRB)が最も重視するインフレ指標であり、データがインフレ過熱を示す場合、利上げを余儀なくされる可能性があり、その結果、ビットコインや金などの代替資産への資金流入が弱まる恐れがあります。
また、人工知能分野のリーダーであるエヌビディア(NVDA-US)の四半期決算発表も、市場全体のリスク選好に影響を与えています。一方で、ロシアメディアが米国とイランの停戦合意を報じたことで、市場の楽観ムードがやや回復し、ビットコインの下落幅は抑えられました。
デリバティブ市場では、高レバレッジ環境が市場を極めて敏感にしています。現在、未決済建玉(オープンインタレスト)は1,409億ドルと高水準にあり、24時間の清算額は128%急増しています。分析によると、買いポジションの強制決済注文は現在、77,300ドルから78,000ドルの間に集中しています。ビットコインが79,000ドルを下回る場合、これらのレベルで連鎖的な清算が発生する可能性があります。逆に、サポートを維持し、上昇トレンドの再確認ができれば、空売りの巻き戻し(ショートスクイーズ)が発生し、再び上昇する可能性があります。
ビットコインの下落に伴い、アルトコインの上昇も一時停止し、市場全体が調整局面に入っています。時価総額2位のイーサリアムは1.4%下落し、2,464.44ドル。XRPは3.8%下落し、1.4451ドルとなりました。また、ソラナとカルダノもそれぞれ3.6%、5.4%下落。ドージコインのようなミームコインも2.3%下落しています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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