国発会は本日(27日)、2023年7月の景気対策信号を発表しました。総合判断スコアは41点で、前月と同点となり、灯号は引き続き赤信号が点灯しています。これは8か月連続の赤信号です。製造業の営業気候測定値はAI需要の強さを背景に、前月の緑信号から黄赤信号へと改善しました。一方、マネーサプライM1Bは外国投資家の資金流出の影響で、変動率が9.4%から7.3%へ低下し、灯号が黄赤から緑へと変更されました。先行指標と一致指標はともに上昇を続けており、国内経済の成長モメンタムは堅調に推移しています。しかし、中東情勢の展開、米国の関税政策の変化、主要国の金融政策の動向、財政の不確実性などに引き続き注意が必要です。
9つの構成項目のうち、製造業の営業気候測定値は前月の98.61ポイントから101.09ポイントへと上昇し、1ポイント増加し、灯号は緑から黄赤へと変更されました。M1Bの変動率は9.4%から7.3%へと低下し、1ポイント減点され、灯号は黄赤から緑へと変わりました。残りの7項目の灯号は維持されました。株価指数、工業生産指数、税関輸出額、機械・電機設備の輸入額、製造業の販売数量指数、卸売・小売・飲食業の売上高の6項目は引き続き赤信号です。工業・サービス業の残業時間変動率は黄赤信号を維持しています。
指標面では、7月の先行指標(トレンド除く)は104.63で、前月比0.72%上昇しました。7項目中5項目が上昇しており、外需動向指数、株価指数、実質半導体設備輸入額、製造業の営業気候測定値、実質M1Bが寄与しました。一致指標(トレンド除く)は106.80で、前月比0.36%上昇しました。卸売・小売・飲食業の売上高、工業生産指数、製造業販売数量指数、電力総消費量の4項目が上昇しています。
今後の見通しについて、国発会は、AIの活用深化による計算力需要の高まりを受け、グローバルなクラウドサービス企業がAIインフラ投資を加速していること、消費電子機器の新製品が生産準備段階に入っていることから、輸出は成長を続けると予想しています。投資面では、国内の半導体・AIサプライチェーンが積極的な増産を進め、海外大手企業も台湾への投資・調達を拡大していることに加え、政府が中小零細企業や伝統産業の転換・高度化を推進しており、民間投資の拡大が見込まれます。
消費面では、上場企業の業績が良好で、賞与支給や配当の意欲が高まっていることに加え、雇用情勢が安定し、自動車市場の需要も回復傾向にあるため、個人消費の活性化が期待されます。ただし、中東情勢の展開、米国の関税政策の変化、主要国の金融政策の動向、財政の不確実性など、国際的な経済・貿易環境の不確実性は依然として高く、今後の動向を注視する必要があります。
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- 出典:PR Times
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