PCブランドの微星(2377-TW)は本日(28日)、NVIDIA DGX Stationアーキテクチャを搭載したXpertStation WS300の正式出荷を発表しました。このデスクサイド型AIスーパーコンピュータは、NVIDIA GB300 Grace Blackwell Ultra Desktop Superchipを採用しており、本日よりASI、D&H、Neweggを通じて購入可能です。企業はこれにより、デスクサイドにデータセンター級のAI演算能力を導入し、ローカルでのAI開発と展開を加速できます。

「企業には強力なAI演算システムだけでなく、実際の業務環境に迅速に導入できる展開方法が必要です」と、MSI微星科技企業プラットフォームソリューション部門の許言聞総経理は述べました。「XpertStation WS300は、企業の実際の展開ニーズに応じて設計されており、設置後すぐに高負荷のAIワークロードをサポートします。数か月に及ぶシステム統合が不要なため、AIの開発から本番展開までの期間を短縮できます。」

「AIは実験段階から24時間稼働するエージェント型AIアプリケーションへと進化しており、高性能演算のニーズは高まっています。また、演算リソースを開発者や企業データの近くに配置する必要があります」と、NVIDIAのエンタープライズ製品担当ディレクターであるAllen Bourgoyne氏は語りました。「MSIのXpertStation WS300はNVIDIA DGX Stationアーキテクチャを搭載し、Grace Blackwell Ultraの演算能力をデスクサイドまで拡張します。これにより、開発者はローカルで高度なAIモデルやAIエージェントをカスタマイズ・実行できます。」

XpertStation WS300はNVIDIA GB300 Grace Blackwell Ultra Desktop Superchipを搭載し、最大748GBの統一メモリを統合しています。また、NVIDIA ConnectX-8 SuperNICにより、デュアル400GbE高速ネットワークを提供し、2台のXpertStation WS300を接続してAIワークロードの演算能力をさらに拡張できます。

大規模なAI開発、モデルのファインチューニング、マルチモーダルAI、高性能ローカル推論などの用途では、十分な統一メモリにより大規模なベースモデルを保持でき、CPUとGPU間のデータ移動を削減することで、推論効率が向上します。

AIアプリケーションがチャットボットから大規模言語モデル(LLM)や自律型AIエージェントへと拡大する中、企業の推論需要は増加し続けており、モデルの規模も拡大しています。また、長時間にわたって継続的に稼働するAIワークロードのサポートも必要です。こうしたニーズにより、企業はオンプレミスのAIインフラを導入し始めています。これにより、クラウド推論サービスの長期使用に伴うコストを削減できるだけでなく、独自のモデルや企業データを自社環境に保持しつつ、業務ニーズに応じてAIモデルを継続的に微調整・カスタマイズできます。

AIモデルの開発に加え、XpertStation WS300はNVIDIA NeMoClawおよびNVIDIA OpenShell実行環境もサポートしています。戦略的な制御メカニズムを通じて、自律型AIエージェントが企業環境内で安全かつ継続的に動作できるようになり、企業がAIアシスタント型アプリからエージェント型AIの展開へ移行するための完全なローカル演算基盤を提供します。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:新製品
  • 関連組織:NVIDIA / ASI / D&H
  • 製品・サービス:XpertStation WS300 / NVIDIA DGX Station