アメリカ造幣局は水曜日(2日)正午に、アメリカ大統領トランプの肖像を描いた新しい1ドル記念硬貨の販売を開始しました。発売直後から大量の注文が殺到し、午後には2種類のパッケージとも在庫がなくなり、発売から数時間でほぼ完売しました。

この硬貨の表側にはトランプ氏の肖像がメインで、それに加えて「自由」(Liberty)、「我々信仰上帝」(In God We Trust)、そして「1776—2026」という文字が刻まれています。裏側にはアメリカ大統領の徽章と「250」という数字が印刷されており、アメリカ建国250周年を記念するものです。

アメリカ造幣局が公開した情報によると、1巻に25枚のトランプ硬貨が含まれ、価格は61ドルです。1袋には100枚入りで、価格は154.50ドルとなっています。

アメリカ有線テレビニュース(CNN)の報道によれば、水曜日の午後3時を過ぎた時点で、造幣局の公式ウェブサイトでは25枚入りの硬貨は予約注文は受け付けているものの、現時点では在庫がないと表示されていました。一方、100枚入りはすでに「品切れ」と明記されていました。

見た目はまるで金製のように見えますが、アメリカ財務省は以前から、この硬貨には金が含まれていないと説明しています。

トランプ氏の肖像が硬貨に使われることに対しては、合法性に関する議論も起きています。アメリカでは1866年に制定された法律により、在世の人物の肖像をアメリカの通貨に使用することは禁止されています。ただし、この規定はアメリカ印刷局が発行する紙幣を対象としており、硬貨はアメリカ造幣局が製造を担当しています。

しかし、アメリカ議会は2020年に別の法律を可決し、財務長官に1ドル硬貨を鋳造する権限を与えました。これはアメリカ建国250周年を記念するものであり、この法案でも在世の人物の肖像使用は禁止されています。

これに対して、ベセント財務長官は今年7月、フォックス・ニュースのインタビューで、アメリカが建国150周年を迎えた際に、当時のコールドジ大統領の肖像を硬貨に使用したことがあると指摘しました。そのため、在世の人物であっても硬貨に登場させることは可能だと述べました。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:新製品
  • 関連組織:CNN / Fox News
  • 製品・サービス:1ドル記念硬貨(トランプ肖像)