韓元が対ドルで2026年9月7日1.3%上昇し、1ドル=1,334.70ウォンまで上昇した。これは2024年10月以来、約2年ぶりの高値である。

韓元の反発は非常に強力で、2026年7月の安値から約250ウォン回復し、2026年通年の累計上昇率は約6%に達している。

今回の韓元の強含みは、複数の好材料が重なった結果である。まず、堅調な輸出が基盤を支えている。2026年の韓国累計輸出額は7,094億ドルに達し、すでに2025年通年の実績を上回る記録的な水準となった。特に、人工知能(AI)チップの需要拡大を受けて、1月から8月までの半導体輸出額は前年比169.6%増加した。

次に、外資の株式市場への流入が大きな後押しとなっている。9月7日、外資は韓国Kospi指数構成銘柄を8,000億ウォン(約5.98億ドル)以上純買いした。これは3営業日連続の純流入であり、サムスン電子やSKハイニクスなどの半導体大手が上昇を牽引している。

さらに、輸出企業が外貨収入を為替リスク回避のため保留していることも影響している。韓国五大銀行の企業向け米ドル預金残高は、約770億ドルに達し、過去最高を更新している。

一方で、米連邦準備制度(FRB)の9月利上げへの予想が57%から60%に高まっている点は、韓元にとっての重しとなる可能性がある。しかし、外資による韓国資産への需要が根強く、為替相場を支えている。

ただし、アナリストは今後の上昇ペースに慎重な見方を示している。ニューヨークメロン銀行のジェフリー・ユー上級ストラテジストは、「韓元の上昇が過度に進むと、国内資産運用機関が海外資産のヘッジを解除したり、個人投資家が再び海外株式投資を再開する可能性がある」と指摘している。

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  • 出典:PR Times
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