漢翔 (2634-TW) は正式にカナダの航空大手・龐巴ディ(Bombardier)と『Challenger 3500ビジネスジェット前部機体共同開発プロジェクト』の契約を締結した。経済部長の龔明鑫氏は『漢翔とBombardierによるChallenger 3500ビジネスジェット前部機体の契約締結記念式典』に直接出席し、祝辞を述べた。龔氏は、この契約は規模が非常に大きく、将来20年間にわたるライフサイクルを見据えたものであり、漢翔にとっての大きな突破であると同時に、台湾が少数の国に限られる中大型民間航空機の機体構造設計・組立能力を持つ国として、国際的に認証された象徴であると強調した。

龔明鑫氏は、世界的なサプライチェーンの再編という重要な時期において、国際的な航空宇宙大手企業は、耐性と品質を兼ね備えた最適なパートナーを求めていると指摘した。漢翔は過去20年以上にわたり、Challenger 3500の後部機体の安定的な製造を継続しており、2023年には前総統の蔡英文氏の立ち会いのもと、1000機目の納入という歴史的マイルストーンを達成した。これは、漢翔が龐巴ディにとって最も信頼できるサプライチェーンパートナーであることを証明しており、同時に『台湾製造(MIT)』が高品質かつ絶対的に信頼できるという強いメッセージを国際社会に発信している。

龔氏は、今回の契約は2024年に新たに開始されたビジネス交渉から始まり、経済部産業発展署の航空宇宙チームと漢翔のチームが特別にカナダまで出向き、龐巴ディの経営陣と会談したと説明した。両国チームの協力により、この象徴的な長期契約が成立した。これは、台湾が『国家チーム』としてグローバルな航空宇宙ビジネスチャンスを積極的に獲得しようとする決意の表れである。

今後の展望について、龔明鑫氏は、漢翔が本プロジェクトにおいて主契約者としての役割を担い、国内の航空宇宙サプライチェーンと関連中小企業を一貫して統合し、共同で製造に参加していくと述べた。この20年間にわたる長期契約は、台湾全体の航空宇宙産業チェーンのアップグレードと技術転換を大きく促進し、大きな経済波及効果と高品質な雇用機会を創出するだろうと期待を示した。政府としても今後、航空宇宙技術の高度化政策を継続的に推進し、国内企業が国際的な大規模なクロスボーダー協力を深化させることを全面的に支援していく方針である。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:提携