廃棄物処理業者可寧衛 (8422-TW) は、国内で第三次となる無担保転換会社債(CB)を発行し、市場から資金を調達する計画を発表しました。この調達案は10日に金融監督管理委員会(金管会)の申告生效を取得しました。発行総額は25億元(約25億円)にのぼり、台湾の廃棄物処理業界において過去最大規模の資金調達案件となります。

今回の資金調達の主な目的は、高雄南区の焼却炉BOTプロジェクトへの投資資金の確保と、銀行からの借入金の返済です。可寧衛にとって、この高雄南区プロジェクトは今後の長期成長の鍵を握る重要な事業となります。

プロジェクトの総投資額は150億元(約150億円)に達し、今年の初めに工場の引渡しが完了しました。可寧衛は台湾人寿保険と合弁で「吉信公司」を設立し、「先建後拆(先に新工場を建設し、その後旧工場を解体)」の方式で事業を進めています。新工場の建設期間中は、旧工場が引き続き運転を維持することで安定したキャッシュフローを確保しています。新工場が本格稼働した後は、年間発電量が3.5億kWhを超える見込みです。

また、可寧衛が傘下で投資する大承再生粒料工場の工事はすでに竣工しており、現在は試運転許可の申請中です。今年の年末までに正式な処理許可証を取得し、稼働を開始する予定です。同時に、吉鼎材料の第二生産ラインも稼働させ、汚泥を低炭素建材に変換する事業を本格化します。さらに、弥陀地区の第一期70MWの漁業用太陽光発電(漁電共生)案件はすでに電力網に接続されています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 製品・サービス:廃棄物処理サービス