注文住宅の住宅性能、住んでいる人はどこまで満足し、どこまで把握しているのか
夏は涼しく、冬は暖かい。
そんな住まいの快適さを左右するのが、断熱性能と気密性能です。
近年は、断熱等級やUA値、C値といった言葉を耳にする機会も増えています。
しかし、実際に注文住宅を建てた人は、自宅の住宅性能にどのくらい満足し、その数値をどこまで把握しているのでしょうか。
ということで今回は、高気密高断熱の注文住宅『福岡工務店』と共同で、事前調査で「注文住宅を購入した経験がある」と回答した全国の男女119名を対象に「住宅性能(高気密・高断熱)に関する満足度」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。 ・引用元が「株式会社NEXERと高気密高断熱の注文住宅『福岡工務店』による調査」である旨の記載 ・福岡工務店(https://www.fukuoka-k.jp/)へのリンク設置
「住宅性能(高気密・高断熱)に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年5月25日 ~ 6月3日 調査対象者:事前調査で「注文住宅を購入した経験がある」と回答した全国の男女 有効回答:119サンプル
質問内容: 質問1:現在お住まいの家の「断熱性能(夏の涼しさ・冬の暖かさ)」「気密性能(すきま風の少なさ・空気の漏れにくさ)」に、どの程度満足していますか? 質問2:その理由を教えてください。 質問3:現在お住まいの家の「断熱等級」または「UA値(外皮平均熱貫流率)」を把握していますか。把握している場合は、最も近いものをお選びください。 質問4:現在お住まいの家の「気密性能(C値:相当隙間面積)」を把握していますか。把握している場合は、最も近いものをお選びください。 質問5:実際に住んでみて、夏冬の快適さや光熱費の面で実感したことはありますか? 質問6:具体的にどのような点で感じていますか? 質問7:家を建てる前、住宅性能(断熱等級・気密性能・ZEH・HEAT20など)について、どの程度理解していましたか? 質問8:住宅性能について「家を建てる前にもっと知っておけばよかった」と思うことはありますか? 質問9:もう一度家を建てるとしたら、住宅性能(断熱・気密など)に対する優先順位はどう変わると思いますか? 質問10:そのように考える理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
66.4%が、自宅の断熱・気密性能に「満足」と回答
まず、現在お住まいの家の「断熱性能(夏の涼しさ・冬の暖かさ)」「気密性能(すきま風の少なさ・空気の漏れにくさ)」に、どの程度満足しているか聞いてみました。
その結果、「とても満足している」が24.4%、「やや満足している」が42.0%で、あわせて66.4%の方が「満足」と回答しました。一方、「あまり満足していない」は26.1%、「まったく満足していない」は7.6%でした。
それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「満足している」と回答した方 ・イメージ通りになった。(30代・男性) ・概ね快適なので。(30代・女性) ・家に入った時に、夏は涼しく、冬は暖かく感じるから。(40代・女性) ・寒い日や暑い日などエアコンの効き目が効果的だと思うから。(40代・女性) ・夏の冷房費や冬の暖房が割と安く済んでいるから、おそらく断熱ができていると思う。(60代・男性)
「満足していない」と回答した方 ・気密性の為なのか、換気が上手くできていないのか湿度が常に高くて不満。(30代・女性) ・冬だと1階は寒くて2階との温度差がある。(40代・女性) ・暑さ寒さが染みる。(40代・男性) ・冬は寒いし夏は暑くて過ごしにくいから。(50代・女性) ・年々、結露がひどくなってきたから。(60代・男性)
満足している方からは、「夏は涼しく、冬は暖かい」「エアコンの効きがよい」「冷暖房費が抑えられている」といった声が見られました。断熱・気密性能の高さが、日々の快適さや光熱費の面で実感につながっていることがうかがえます。
一方で、満足していない方からは、「冬は寒く夏は暑い」「階によって温度差がある」「結露がひどい」といった声がありました。断熱・気密性能に不満がある場合、室内の温度差や結露、冷暖房効率の悪さなど、暮らしのなかで具体的な不便として表れやすいことがわかります。
48.7%が、断熱等級・UA値という言葉「自体を知らない」と回答
続いて、現在お住まいの家の「断熱等級」または「UA値(外皮平均熱貫流率)」を把握しているかについて聞いてみました。
最も多かったのは「断熱等級・UA値という言葉自体を知らない」で48.7%でした。
次いで「言葉は知っているが、自分の家の数値は把握していない」が38.7%と続きました。
自宅の断熱性能を具体的に把握している方は少数にとどまり、「断熱等級7(HEAT20 G3相当)」は3.4%、「断熱等級6(HEAT20 G2相当)」は2.5%、「断熱等級5(ZEH基準相当)」は4.2%、「断熱等級4以下」は2.5%でした。
断熱性能に満足している方が多い一方で、「断熱等級」や「UA値」といった性能を示す言葉そのものを知らない方も多く見られました。住まいの快適さは体感で判断されやすく、数値として把握している方はまだ限られていることがうかがえます。
63.9%が、C値という言葉「自体を知らない」と回答
さらに、現在お住まいの家の「気密性能(C値:相当隙間面積)」を把握しているかについて聞いてみました。
最も多かったのは「C値という言葉自体を知らない」で63.9%と、断熱等級・UA値よりもさらに高い割合となりました。次いで「言葉は知っているが、自分の家の数値は把握していない」が27.7%でした。
自宅のC値を具体的に把握している方は少数にとどまり、「C値0.5以下」は2.5%、「C値0.6~1.0」は3.4%、「C値1.1~2.0」は0.8%でした。また、「測定したが具体的な数値は覚えていない」と回答した方は1.7%でした。
C値は住まいの気密性能を示す重要な指標ですが、言葉そのものを知らない方が多いことがわかります。断熱等級やUA値以上に、気密性能に関する数値は一般の住まい手に浸透していないことがうかがえます。
55.5%が、夏冬の快適さや光熱費で「実感あり」と回答
続いて、実際に住んでみて、夏冬の快適さや光熱費の面で実感したことがあるかについて聞いてみました。
その結果、「ある」は55.5%、「ない」は44.5%でした。
半数を超える方が、暮らしのなかで断熱・気密性能による快適さや光熱費への効果を実感していることがわかります。
具体的にどのような点で感じているか聞いてみたので、一部を紹介します。
具体的にどのような点で感じていますか? ・夏が過ごしやすくなった。(20代・女性)
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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