老後のお金、現役世代はどこまで備えている?

物価上昇が続く一方で、年金の先行きに不安を感じる人も少なくありません。

こうした状況のなか、現役世代は老後のお金についてどのように考え、どこまで備えられているのでしょうか。

老後資金について「まだ先のこと」と感じている人もいれば、「今から準備しないと不安」と考える人もいるでしょう。実際に、どのくらいの人が老後資金に不安を抱き、どのような備えをしているのでしょうか。

ということで今回は、企業型確定拠出年金導入支援・人材・コンサルティング『株式会社フューチャー・デザイン・ラボ』と共同で、全国の20代~50代の男女300名を対象に「老後資金への不安と備えの実態」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXER Groupと企業型確定拠出年金導入支援・人材・コンサルティング『株式会社フューチャー・デザイン・ラボ』による調査」である旨の記載

・株式会社フューチャー・デザイン・ラボ(https://dc.futuredesignlab.jp/)へのリンク設置

「老後資金への不安と備えの実態に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年6月9日 ~ 6月16日

調査対象者:全国の20代~50代の男女

有効回答:300サンプル(30代以下、40代、50代、各100)

質問内容:

質問1:老後の生活資金について不安を感じていますか?

質問2:その理由を教えてください。

質問3:老後に必要だと思う資金はどのくらいですか?

質問4:老後資金として、実際はいくら貯められると思いますか?

質問5:老後資金準備について「もっと早く始めればよかった」と感じることはありますか?

質問6:その理由を教えてください。

質問7:現在老後の資金準備のために行っていることはありますか?

質問8:老後の資金準備のために行っていることをすべて選んでください。(複数回答可)

質問9:今後、老後資金準備のために新たに始めたいことはありますか?

質問10:老後資金準備のために新たに始めたいことをすべて選んでください。(複数回答可)

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

40代・50代の約8割、30代以下の約6割が老後の生活資金に「不安を感じる」と回答

まず、老後の生活資金について不安を感じているかどうかを、世代別に聞いてみました。

「とても感じる」「やや感じる」を合わせた、不安を感じている人の割合は、30代以下で57.0%、40代で75.0%、50代で78.0%でした。世代が上がるほど、老後資金への不安が強まる傾向が見られます。

特に「とても感じる」と回答した方は、30代以下では32.0%だったのに対し、50代では54.0%と半数を超えました。老後が近づくにつれて、お金への不安が漠然としたものから、より現実的なものへ変わっていることがうかがえます。

では、老後資金への不安はどこから来ているのでしょうか。

不安を感じると回答した方に理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

老後資金に不安を感じる理由

・給料が安いし、子育て世代にだけお金が回って優遇されてるから。(20代・女性)

・将来の年金額が不透明で、物価の上昇や医療費の増加により、老後の生活費が不足する可能性があるから。(30代・男性)

・一体何歳まで生きるのか、いくら必要かが不透明だから。(40代・女性)

・国民年金であり、基礎年金だけのため、受け取れる年金だけでは生活ができないので。(40代・男性)

・収入がなくなり物価もさらに高くなっていそうで、医療費などの負担も増えそうだから。(50代・女性)

・長生きリスクがあるから。(50代・男性)

世代別に見ると、30代以下では「収入の少なさ」や「将来の年金額がわからないこと」に不安を感じる声が見られました。

40代では、「何歳まで生きるのか」「いくら必要なのか」といった、老後資金の見通しにくさを挙げる声がありました。50代になると、退職後の収入減少に加え、物価上昇や医療費の負担、長生きによる資金不足を不安視する声が目立ちます。

老後に必要だと思う金額は「2000万円以上~3000万円未満」、貯められると思う金額は「~1000万円」が最多

続いて、老後に必要だと思う金額と、実際に貯められると思う金額を世代別に聞いてみました。

まず、老後に必要だと思う金額では、いずれの世代も「2000万円以上~3000万円未満」が最多でした。30代以下では24.0%、40代では29.0%、50代では33.0%となっており、世代が上がるほど割合が高くなっています。

次に、実際に貯められると思う金額について見ていきます。

全世代で最も多かったのは「~1000万円」でした。

30代以下は46.0%、40代は55.0%、50代は49.0%となっています。

ここから見えてくるのは、老後に必要だと思う金額と、実際に貯められると思う金額のギャップです。老後に必要な金額はある程度イメージできていても、そこまで資金を準備する道筋までは描けていない人が多いことがうかがえます。

40代の53.0%が、老後資金準備について「もっと早く始めればよかった」と回答

続いて、老後資金準備について「もっと早く始めればよかった」と感じることはあるかを世代別に聞いてみました。

「もっと早く始めればよかった」と感じている人が最も多かったのは40代でした。

「ある」と回答した割合は40代で53.0%となり、30代以下の34.0%、50代の41.0%を上回っています。

では、具体的にどんな後悔があるのでしょうか。

「ある」と回答した方に理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「もっと早く始めればよかった」と感じる理由

・早ければ早いほどお金を貯められるから。(20代・男性)

・独身の時に投資など始めておけばよかったなと思っている。(30代・女性)

・早くから準備しておけば最低限必要な額まで余裕を持って準備できるからです。(40代・男性)

・つみたてNISAはもっと早くに始めてたらと・・・(40代・女性)

・早くから資産運用を始めていれば、現在の貯蓄額が大きく違っていたと思うから。(50代・男性)

・早くから貯蓄や資産運用を始めて老後に余裕が持てるよう備えるとよいから。(50代・女性)

世代別に見ると、30代以下では「早く始めた方がお金を貯めやすい」「独身のうちに投資を始めておけばよかった」といった声が見られました。将来への備えを意識し始めるなかで、資産形成を早く始める重要性に気づいている人もいるようです。

40代では、必要な老後資金を準備するために「もっと早く動いておけばよかった」という声が目立ちました。50代では、早くから資産運用をしていれば現在の貯蓄額が違っていたのではないか、という声が見られました。

30代以下・40

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:株式会社フューチャー・デザイン・ラボ
  • 製品・サービス:資産運用コンサルティング