「サブリース(一括借上)」を知っている人はどれくらい?賃貸オーナーの認知と活用意向を調査
主要指標 — KEY FIGURES
賃貸経営は、多くの人にとって関心のあるテーマです。
家賃収入という魅力があります。空室が続いたら、家賃が下がったら、入居者への対応が大変では。考え始めると、期待と不安が同じくらいの重さでついて回ります。
近年、選択肢のひとつとして名前を聞くようになったのが「サブリース(一括借上)」。
管理会社が物件をまるごと借り上げ、オーナーには毎月一定の賃料が支払われるという仕組みです。空室が出ても収入が途切れにくいとされますが、その中身までは意外と知られていません。
ということで今回は株式会社日住サービスと共同で、事前調査で「賃貸物件の運用経験がある、もしくは興味がある」と回答した全国の男女100名を対象に、「サブリース(一括借上)への認知と活用意向」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupと株式会社日住サービスによる調査」である旨の記載
・株式会社日住サービス(https://2110.jp/)へのリンク設置
「サブリース(一括借上)への認知と活用意向に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年9月17日 ~ 9月23日
調査対象者:事前調査で「賃貸物件の運用経験がある、もしくは興味がある」と回答した全国の男女
有効回答:100サンプル
質問内容
質問1:「サブリース(一括借上)」という仕組みを知っていますか。
質問2:サブリースを何で知りましたか。
質問3:サブリースに対して、どのようなイメージを持っていますか。(複数選択可)
質問4:サブリースを利用して最もよかった点は何ですか。
質問5:サブリースを利用して最も困った点は何ですか。
質問6:今後、サブリースの利用を検討したいと思いますか。
質問7:その理由を教えてください。
質問8:サブリース会社を選ぶ際に、最も重視するポイントは何ですか。
質問9:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
質問1:「サブリース(一括借上)」という仕組みを知っていますか。
最も多かった回答. 42.0%が「知らない」と回答
「サブリース(一括借上)」という仕組みを知っているかを聞いてみました。
最も多かったのは「知らない」で、42.0%でした。
「名前だけ知っている」が26.0%、「内容まで知っている」が22.0%、「利用している」が10.0%と続きました。
「利用している」「内容まで知っている」「名前だけ知っている」を合わせると58.0%となり、およそ6割の人がサブリースを何らかの形で認知していることがわかります。
中身まで理解している人(利用している+内容まで知っている)は32.0%にとどまりました。名前は広まりつつあっても、仕組みの理解はこれからの段階といえそうです。
質問2:サブリースを何で知りましたか。
最も多かった回答. 48.3%が「インターネット・検索」と回答
何でサブリースを知ったかを聞いてみました。
最も多かったのは「インターネット・検索」で、48.3%でした。
次いで、「知人・家族」が15.5%、「不動産会社からの提案」が13.8%と続きました。
自分で調べて知ったという人が、およそ半数を占めました。
不動産会社からの提案やセミナーといった向こうから届く情報よりも、検索という自分から取りに行く情報でサブリースにたどり着く人が多い様子がうかがえます。
質問3:サブリースに対して、どのようなイメージを持っていますか。(複数選択可)
最も多かった回答. 51.7%が「空室リスクを抑えられそう」と回答
サブリースに対してどのようなイメージを持っているかを聞いてみました。
最も多かったのは「空室リスクを抑えられそう」で、51.7%でした。
次いで、「管理の手間が減る」が48.3%、「手数料が高そう」が41.4%と続きました。
上位に並んだのは、空室リスクの軽減や管理の手間が減ることといった前向きなイメージです。
手数料の高さや家賃の見直し、契約の複雑さといった不安の声も、決して小さくありません。メリットへの期待と、コストや条件への警戒。その両方を同時に抱える姿が浮かび上がります。
質問4:サブリースを利用して最もよかった点は何ですか。
最も多かった回答. 70.0%が「管理の負担が減った」と回答
サブリースを利用して最もよかった点を聞いてみました。
最も多かったのは「管理の負担が減った」で、70.0%でした。
「入居者対応を任せられた」が20.0%、「家賃収入が安定した」が10.0%と続きました。
回答者は限られますが、実際の利用者が最も価値を感じているのは、日々の管理から解放されることのようです。家賃の安定よりも、手間が減ることを実感として挙げる声が目立ちました。
質問5:サブリースを利用して最も困った点は何ですか。
最も多かった回答. 60.0%が「手数料が負担だった」と回答
サブリースを利用して最も困った点を聞いてみました。
最も多かったのは「手数料が負担だった」で、60.0%でした。
次いで、「家賃が下がった」が30.0%、「期待したサービスではなかった」が10.0%と続きました。
困った点として挙げられるのは、コスト面です。
イメージ調査でも「手数料が高そう」という声が上位にありましたが、実際に利用した人からも手数料の負担が最も多く挙げられました。抱かれているイメージと、利用後の実感が重なる結果といえそうです。
質問6:今後、サブリースの利用を検討したいと思いますか。
最も多かった回答. 35.4%が「あまり検討しない」と回答
今後サブリースの利用を検討したいと思うかを聞いてみました。
最も多かったのは「あまり検討しない」で、35.4%でした。
「検討しない」が33.3%、「やや検討したい」が25.0%、「ぜひ検討したい」が6.3%と続きました。
「ぜひ検討したい」と「やや検討したい」を合わせると31.3%となり、前向きな層はおよそ3割にとどまりました。
そう答えた理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
質問7:その理由を教えてください。
「検討したい」と回答した方
・家賃保証がありますから。(40代・女性)
・資産形成。(40代・女性)
・リスクの減少につながると思うからです。(50代・男性)
・給与所得以外の所得に関心があるから。(60代・男性)
・自分だけではやや不安があるから。(60代・男性)
「検討しない」と回答した方
・賃貸住宅は既に売却してしまったので現在は賃貸運用していないから。(20代・男性)
・私には無理かなと。資金があったり少し富裕層でないと難しいのかなと。(40代・女性)
・転売する際に価格が下がるため。(40代・男性)
・大家にとって不利なことが多そうだから。(50代・女性)
・利回りが下がってしまうから。(50代・男性)
検討したい理由では、家賃保証による安心感やリスクの軽減への期待に加え、副収入や資産形成の手段としての魅力、賃貸経営を一人で抱え込まずに済む点などが挙げられました。
検討しない理由としては、オーナー側が不利になりそうだという懸念や利回りの低下、資金に余裕がある人向けではという印象、売却時の価格下落への心配などが挙げられました。仕組みへの期待と条件面へのためらいが、はっきりと分かれる結果です。
質問8:サブリース会社を選ぶ際に、最も重視するポイントは何ですか。
最も多かった回答. 31.0%が「家賃保証の内容」と回答
サブリース会社を選ぶ際に最も重視するポイントを聞いてみました。
最も多かったのは「家賃保証の内容」で、31.0%でした。
次いで、「管理サービスの質」が20.7%、「契約内容の分かりやすさ」が13.8%と続きました。
いくら家賃を保証してくれるのか。その中身を最も気にする人が多い結果になりました。
管理の質や契約の分かりやすさも続きます。毎月いくら入るのかだけでなく、任せて大丈夫か、内容をきちんと理解できるかという点まで見て選びたいという姿勢が読み取れます。
そう答えた理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
質問9:その理由を教えてください。
「家賃保証の内容」と回答した方
・ローンなど資金繰りを考えるからです。(50代・男性)
・家賃の見直しや解約時のトラブルが不安だから。(50代・男性)
「管理サービスの質」と回答した方
・管理会社がちゃんとしていると安心できるから。(50代・男性)
・ほったらかしで手数料を取られている印象になった。(50代・男性)
「契約内容の分かりやすさ」と回答した方
・信頼性。(40代・女性)
・トラブルが多いと聞いているから。(60代・男性)
家賃保証の内容を重視する理由では、家賃の見直しや解約時のトラブルへの不安、資金繰りの見通しを立てたいという声が見られました。管理サービスの質を重視する理由では、管理会社への信頼や、手数料に見合った対応を求める声が挙げられています。
契約内容の分かりやすさを重視する背景には、トラブルへの警戒がうかがえます。
よくわからないからこそ、安心して任せられる相手かどうかを慎重に見極めたいという心理が読み取れます。
まとめ
今回の調査では、サブリース(一括借上)を認知している人が58.0%にのぼりました。
中身まで理解している人は32.0%、今後の利用に前向きな人は31.3%にとどまり、名前は知られていても自分ごととして踏み込むには距離があるようです。
実際の利用者からは、管理の負担が減ったという声が挙がりました。
手数料の負担や家賃の下落を課題とする声も見られます。期待と不安が、利用の前後を通じて共存しています。
賃貸経営の負担に迷ったときは、仕組みを正しく理解し、家賃保証の内容や管理の質を信頼できる専門家とともに確かめることから始めてみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupと株式会社日住サービスによる調査」である旨の記載
・株式会社日住サービス(https://2110.jp/)へのリンク設置
【株式会社日住サービスについて】
本社:〒650-0021 神戸市中央区三宮町一丁目2番1号
代表取締役社長:中村友彦
事業内容:不動産買取業務、不動産販売業務、不動産管理業務、不動産仲介業務、建設業務、リノベーション業務、保険代理業務、不動産鑑定業務 ※関連企業含む
URL:https://2110.jp/
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:press_release
- 関連組織:株式会社日住サービス