「ペットロス」の悲しみをどう整理する?心の回復に必要なこと
主要指標 — KEY FIGURES
長く一緒に暮らしたペットは、多くの人にとって単なる動物ではなく、家族の一員のような存在です。その存在を失ったときに感じる喪失感は、「ペットロス」と呼ばれ、涙が止まらない、気力が湧かないといった状態が続くこともあります。
とはいえ、ペットロスがどのくらいの人に、どの程度の強さで訪れるものなのか、実際のところはあまり知られていないかもしれません。
また、悲しみを乗り越えていく過程では、時間の経過だけでなく、葬儀や火葬といった「送り出し方」も、心の整理に影響を与えている可能性があります。
ということで今回は東京都のペット火葬・葬儀『ジャパン動物メモリアル社』と共同で、事前調査で「ペットを亡くした経験がある」と回答した全国の男女200名を対象に「ペットロスと心のケア」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupとジャパン動物メモリアル社による調査」である旨の記載
・ジャパン動物メモリアル社(https://j-d-m.jp/)へのリンク設置
「ペットロスと心のケアに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年9月1日~9月9日
調査対象者:事前調査で「ペットを亡くした経験がある」と回答した全国の男女
有効回答:200サンプル
質問内容:
質問1:ペットを亡くした直後、「ペットロス」と呼ばれる強い悲しみや喪失感(涙が止まらない、気力が湧かないなど)を感じましたか。
質問2:そのペットロスの状態は、どのくらいの期間続きましたか。
質問3:ペットロスから立ち直る、あるいは悲しみを和らげるうえで役立ったと感じることを教えてください。(複数回答可)
質問4:その中でもっとも役立ったと感じたものと、その理由を教えてください。
質問5:ペットの葬儀・火葬を「きちんと行うこと」は、心の整理に役立ったと思いますか。
質問6:そう思う理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
ペットを亡くした人の71.5%が「ペットロス」を経験
まずは、事前調査で「ペットを亡くした経験がある」と回答した方に、ペットを亡くした直後、「ペットロス」と呼ばれる強い悲しみや喪失感(涙が止まらない、気力が湧かないなど)を感じたか聞いてみました。
その結果「非常に強く感じた」が32.5%、「感じた」が39.0%と、合わせて71.5%が何らかの形でペットロスを経験していました。
一方で、「あまり感じなかった」は24.0%、「まったく感じなかった」は4.5%にとどまります。
ペットとの暮らしは日常生活に深く根づいているからこそ、その存在を失ったときに強い悲しみや喪失感を抱く人が多いことがわかります。
ペットロスの期間、21.0%が「現在も続いている」と回答
続いて、ペットロスを感じたと回答した方に、その状態がどれくらいの期間続いたか聞いてみました。
最も多かったのは「1ヶ月程度」で24.5%でした。
次いで「現在も続いている」が21.0%、「数日~1週間程度」が18.9%と続きます。
さらに、「3ヶ月程度」が12.6%、「1年以上」が7.7%、「半年程度」が9.1%、「半年~1年程度」が6.3%となりました。
3ヶ月以内にペットロスを感じた期間が終わった方が多い一方で、21.0%は「現在も続いている」と回答しています。
ペットロスが続く期間には個人差があり、短期間で気持ちが落ち着く人がいる一方、長期間にわたって悲しみを抱えている人もいるようです。
悲しみを和らげるうえで役立ったこと、1位は「時間が経過したこと」
続いて、ペットロスを感じたと回答した方に、ペットロスから立ち直る、あるいは悲しみを和らげるうえで役立ったと感じることを聞いてみました。
最も多かったのは「時間が経過したこと」で55.9%でした。次いで「きちんとした葬儀・火葬を行ったこと」が30.1%、「家族や友人との会話」が18.9%と続きます。
時間の経過が最も大きな要因として挙げられた一方で、「きちんとした葬儀・火葬を行ったこと」のようなペットの旅立ちを受け止める行為も上位に並びました。
なかでももっとも役立ったと感じたものと、その理由も聞いてみたので一部紹介します。
その中でもっとも役立ったと感じたものと、その理由を教えてください。
・家族との会話。(20代・女性)
・時間が経過したことによって良い思い出として考えられるようになった。(20代・女性)
・葬儀、火葬だけだったけど骨の説明もしてくれた。(30代・女性)
・新しいペットを飼ったこと。賑やかに戻り、バタバタしているうちに思い出になった。(40代・女性)
・家族と話をしたり、金魚が死んで川に流しに行って供養をしたこと。(40代・男性)
回答からは、時間が経つことでペットとの思い出を前向きに捉えられるようになった人や、家族との会話、葬儀・火葬、供養などを通して気持ちを整理した人がいることがわかります。
ペットロスとの向き合い方は一人ひとり異なり、時間の経過を待つだけでなく、誰かと気持ちを共有したり、きちんと別れの時間を設けたりすることも、悲しみを和らげるきっかけになっているようです。
56.7%が、葬儀・火葬を「きちんと行うこと」は心の整理に役立ったと感じたと回答
最後に、ペットロスを感じたと回答した方に、ペットの葬儀・火葬を「きちんと行うこと」は、心の整理に役立ったと思うか聞いてみました。
その結果「とても役立った」が26.6%、「やや役立った」が30.1%で、合わせて56.7%がその効果を実感していました。
一方で、「あまり役立たなかった」は2.8%、「役立たなかった」は4.2%にとどまり、「葬儀・火葬は行わなかった」は36.4%でした。
葬儀・火葬を行った人のうち、「とても役立った」「やや役立った」と回答した人は多く、葬儀や火葬を通して心の整理につながった人がいることがわかります。
ペットの葬儀や火葬を行った方には、どのような理由からそのように感じたのかも聞いてみたので、一部紹介します。
「役立った」と回答した方
・しっかりと供養できた気分になれるから。(20代・男性)
・ちゃんと天国へ送り出せたと思えたから。(30代・男性)
・最後まで見届けられたから。(30代・女性)
「やや役立った」と回答した方
・心の整理になった。(30代・女性)
・気持ちに区切りがつくから。(30代・女性)
・きちんと供養することで気持ちの整理をつけようという気になったから。(40代・女性)
「あまり役立たなかった」と回答した方
・火葬しないでフリーズドライとかにすればよかった。(40代・女性)
・どうやって埋葬しても気持ちに変わりはないからです。(40代・女性)
「役立たなかった」と回答した方
・火葬しても、それが気持ちの切り替えにはならない。(40代・女性)
・今も気持ちは落ち着かないから。(50代・男性)
・いなくなったのは変わらないから。(60代・女性)
「役立った」「やや役立った」と回答した方からは、「ちゃんと天国へ送り出せたと思えたから」「きちんと供養することで気持ちの整理をつけようという気になったから」といった声が寄せられました。葬儀や火葬を通して最後までペットを見送ることが、気持ちに区切りをつけたり、心を整理したりするきっかけになった人もいるようです。
一方で、「役立たなかった」「あまり役立たなかった」と回答した方からは、「いなくなったのは変わらないから」「どうやって埋葬しても気持ちに変わりはないからです」といった声が寄せられました。葬儀や火葬を行っても、ペットを失った悲しみがすぐに和らぐとは限らないこともうかがえます。
ペットとの別れをどのように受け止め、心を整理していくかは人によって異なります。葬儀や火葬によって気持ちに区切りをつけられる人もいれば、そうした儀式を行っても悲しみが続く人もいるでしょう。
無理に気持ちを切り替えようとするのではなく、葬儀や火葬を心の整理に向き合う一つのきっかけとして、自分に合った方法を検討することが大切なのかもしれません。
まとめ
今回の調査では、ペットを亡くした人の71.5%が強い悲しみや喪失感、いわゆる「ペットロス」を経験していることがわかりました。
悲しみを和らげるうえで役立ったこととしては、「時間が経過したこと」が最も多かった一方で、「きちんとした葬儀・火葬を行ったこと」が心の整理に役立ったと感じる人も30.1%にのぼります。
ペットとの別れをきちんと受け止めるための時間や行為が、心の整理につながることもあるようです。
また、ペットの葬儀・火葬を「きちんと行うこと」が心の整理に役立ったかという質問では、56.7%が「とても役立った」「やや役立った」と回答しました。大切な存在との別れをどのように迎えるかは、その後の気持ちの整理にも関係しているのかもしれません。
もし今、大切なペットとの別れに向き合っている方がいれば、無理に悲しみを忘れようとするのではなく、自分なりの形でペットを送り出す時間を持つことも、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょう。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupについてとジャパン動物メモリアル社による調査」である旨の記載
・ジャパン動物メモリアル社(https://j-d-m.jp/)へのリンク設置
【ジャパン動物メモリアル社について】
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事業内容:ペット葬祭事業 、メモリアルグッズ販売 、広告代理店事業、フランチャイズ事業
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
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