株式会社NEXTES(本社:東京都世田谷区、代表取締役:井上 真壮、以下NEXTES)は、当社の系統用蓄電システムに搭載されている電池パックが、危険物保安技術協会(KHK)による「リチウムイオン蓄電池用耐火性収納箱等試験確認証」を取得したことをお知らせいたします。系統用蓄電システムに搭載される電池パックとして、同認証の取得は日本で初めての事例です。

リチウムイオン蓄電池用耐火性収納箱等試験確認証とは 総務省消防庁が令和6年7月2日に発出した「消防危第200号通知」は、リチウムイオン蓄電池の安全な取り扱いに関する基準を定めた行政通知です。危険物保安技術協会(KHK)はこの通知に基づき、基準への適合性を確認する試験確認業務を実施しており、適合した製品には「リチウムイオン蓄電池用耐火性収納箱等試験確認証」が発行されます。 今回、本認証を取得したNEXTESの電池パックは「微量危険物」として扱われ、消防法上の危険物規制が大幅に緩和されます。

日本初:電池パック単体での認証取得 リチウムイオン電池のセルの電解液は、消防法上「第四類第二石油類」の危険物に分類されます。これまでにも蓄電システムのコンテナ(外側の筐体)や保管箱において同認証を取得した例はありましたが、NEXTESが今回取得したのは蓄電システムの核心部品である電池パック自体。系統用蓄電池に搭載される電池パック筐体としての認証取得は初めての事例です。

発電事業者・自治体へのメリット 今回の認証取得がもたらすメリットは、安全性の向上を起点として、設置自由度・土地効率の向上へとつながります。 【安全性の向上】個々の電池パック自体が耐火性を認証されているため、万が一の発火時にも他の電池パックへの延焼を一定時間防ぎます。損害が単一の電池パックのみに留められる可能性が高くなり、被害が最小限に抑えられます。 【手続きの簡略化】認証取得により当該電池パックを搭載したNEXTESの蓄電池製品は、消防機関の許認可対象外(微量危険物)となり、厳しい規制から解放されます。煩雑な消防機関への届出・申請手続きも大幅に簡略化され、プロジェクトのスケジュール短縮やコスト削減に貢献します。 【土地効率の向上】当該電池パックを搭載した蓄電池間の保有空地(空きスペース)の確保が不要となるため、同じ敷地面積により多くの蓄電池を配置できます。特に、特別高圧案件では、これまで規制対応のために生じていた「収益を生まない空間」を大幅に削減でき、土地に対するエネルギー密度と事業収益性が向上します。

今後の展望 NEXTESは今後も独自の技術力を活かし、安全性を軸とした蓄電システムの開発を推進してまいります。「蓄電池は安全」というイメージを広め、安心して社会インフラとして活用できる蓄電池の普及を通じて、日本のエネルギー問題の解決に貢献してまいります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
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