医療、介護、保育サービスなどを全国で提供する株式会社ニチイ学館は、介護の仕事について理解を深め、その魅力を伝えることを目的として、当社介護士を対象としたアンケート調査「シニア介護士に関するアンケート調査」を実施しました。

介護の仕事は年齢にかかわらずスタートでき、フレキシブルな働き方が可能なことから、ミドルシニア、シニア世代がセカンドキャリアとして選択するケースが増えています。当社でも、今回のアンケートの回答者のうち、50代以上で初めて介護の仕事に就いたスタッフが約3割を占めています。

本調査では、50代以上で介護の仕事を始めたスタッフのきっかけや当初の不安、活かされている経験などを聞くとともに、若手・ミドル世代からの視点も探りました。その結果、年齢の壁を超えて活躍し、次世代からも信頼されるシニア世代の姿が浮き彫りになりました。

**調査概要** - 調査名:「シニア介護士に関するアンケート調査」 - 調査方法:インターネット調査(社内アンケート) - 調査期間:2026年3月10日~3月23日 - 回答者数:ニチイで働く介護スタッフ11,418人

**主なポイント** - **前職**: 50代以上で介護を始めた人の前職は「対人接客が多い仕事」(3割)が最多。 - **選択理由**: 「年齢に関係なく就職・勤務できるから」(約4割)が1位。 - **不安の変化**: 開始時に約9割が「不安があった」が、その後約7割が不安を解消。 - **活かせる経験**: コミュニケーション関連の経験が最多。 - **同僚からの視点**: 6割が「特に年齢は関係ない」と回答。5割が「安定感がある」と評価。 - **適性評価**: 50代以上で始めた人の約9割が介護職を「シニアが始めるのに適している」と回答。 - **就労意欲**: 50代から始めた人の希望退職年齢は「70代まで」が4割で最多。

**調査結果詳細**

**Q1. 介護の仕事を始めた年齢** 最も多いのは「40代」(3割強)、次いで「50代」(2割強)。10~40代で始めた人が約7割、50代以上が約3割でした。

**Q2. 現在の勤務形態** フルタイム勤務の比率は、10~40代で始めた人では約3割に対し、50代以上では約1割。50代以上で始めた人の多くが、前職のフルタイムからパートタイムへ移行しており、柔軟な働き方を選択していることがうかがえます。

**Q4. 介護の仕事を始める直前の仕事** 始めた年代にかかわらず「対人接客が多い仕事」が1位。50代以上では2位が「デスクワークが多い仕事」となり、事務職からの転職が多い傾向が見られました。

**Q5. 介護の仕事を選んだ理由(50代以上対象)** 1位は「年齢に関係なく就職・勤務できる」(約4割)。2位「家族の介護を経験したから」、3位「将来の備え」が続きました。

**Q6-Q8. 仕事開始時の不安とその変化(50代以上対象)** 開始当初、約9割が不安を感じていました。主な不安点は「緊急時やトラブルへの対応」(52.4%)、「専門知識や経験不足」(48.8%)でした。しかし、その後、約7割が「不安はなくなった」または「不安は軽減した」と回答し、多くが不安を乗り越えていることが分かりました。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:ニチイ学館
  • 製品・サービス:介護サービス