システム建築の専業メーカーである日鉄物産システム建築株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇野 智)は、近年の猛暑による熱中症リスクの高まりや、職場における熱中症対策強化に関する法改正を受け、2026年度の熱中症対策要綱を策定し、全国の建設現場における安全管理体制を強化しております。
2025年6月には、改正労働安全衛生規則が施行され、一定条件下での作業において、熱中症の重篤化を防止するための「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務付けられました。
建設業界では、高温環境下での屋外作業が多く、熱中症による労働災害リスクへの対応が重要な課題となっています。当社では、協力会社を含めた現場全体での熱中症対策を徹底し、作業員への積極的な声掛けや体調確認を通じて、熱中症の予防および重篤化防止に取り組んでいます。
「ちるちるハッピータイム」を2026年度も継続実施 当社では2025年夏より、現場での定期的な休憩時間を「ちるちるハッピータイム」と名付け、現場で働く作業員の健康と安全を守る取り組みを実施しており、2026年度も引き続き、本取り組みを継続することを決定いたしました。
「ちるちるハッピータイム」は、作業の合間に設ける10〜15分程度の休憩時間で、水分・塩分補給や身体を冷やすための時間です。単なる休憩時間ではなく、熱中症予防の観点から、現場全体で声を掛け合いながら、意識的に体調管理を行う時間として位置づけています。
建設現場では、忙しさや責任感から無理をしてしまうケースも少なくないため、親しみやすい名称にすることで、現場内で声を掛け合いやすい雰囲気づくりにもつなげています。この名称は若手社員からの提案をきっかけに導入されたもので、世代を問わずコミュニケーションが生まれる取り組みにもつながっています。
実際の熱中症事例をもとにした「熱中症対策研修」を全国で実施 当社では、2025年の労働安全衛生規則改正を踏まえ、熱中症対策研修の内容を見直し、さんぎょうい株式会社様を講師に迎え、2026年度は全国の各地区で研修を実施しています。本年は、実際に発生した熱中症事例をもとに、現場で特に注意すべきポイントや対応方法について学ぶ内容へとアップデートしました。
研修では、熱中症発生時の報告体制や対応手順について学ぶほか、「どのような兆候があったのか」「なぜ発症したのか」「防ぐために何ができたのか」といった観点から事例を振り返り、現場での予防意識向上につなげています。また、質疑応答の時間も設け、各現場で想定されるケースや日頃感じている疑問について意見交換を行うことで、より実践的な理解を深めています。
日鉄物産システム建築 安全品質管理センター シニアリーダー 賀集 一雄 コメント 「当社にとって、社員はもちろん、日々過酷な環境の中で作業をお願いしている協力会社の皆さまの健康と安全を守ることは、夏場における最も重要な安全対策の一つです。そのため、今年度は熱中症対策研修の内容を見直し、より実践的な内容へとアップデートしました。研修では、専門家による講義に加え、『迅速な対応が重篤化を防ぐ』という観点から、実際に身体を動かしながら対応手順を学ぶシミュレーション訓練も実施しています。参加した社員からも多くの質問が寄せられ、現場での安全意識の高さを改めて感じています。今後も、現場で働くすべての人が元気に『ただいま』と家族のもとへ帰ることができるよう、安全管理活動のさらなる向上に取り組んでまいります。」
WBGTを基準にした作業管理を実施 当社では、暑さ指数(WBGT)を基準とした現場管理を実施しています。WBGT30度(厳重警戒)以上の場合には、「45分作業・15分休憩」を目安に運用し、WBGT33度が見込まれる場合には、作業内容の見直しや作業中止も含めて検討します。また、現場に熱中症指数計がない場合でも、「環境省熱中症予防情報サイト」や熱中症対策アプリを活用し、リアルタイムで暑さ指数を把握できる体制を整備しています。
1日2回の体調確認と報告体制を整備 熱中症予防対策チェックシートを活用し、午前・午後の1日2回、作業員全員の体調確認を実施します。体調不良を感じた場合には、担当者や職長へ速やかに申告し、早期に休憩を取るよう指導することで、熱中症発症の抑制と重篤化防止を図ります。さらに、現場内で体調不良者を発見した際には、元請会社として速やかな応急処置と医療機関への連絡を徹底します。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:ニュース
- 関連組織:日鉄物産システム建築株式会社 / さんぎょうい株式会社
- 製品・サービス:システム建築