愛知県大村知事よりグランプリ上位受賞校に約2,900個のヘルメットを寄贈し(令和8年3月)、アンケート調査を実施しました
自転車用ヘルメット国内パイオニアの株式会社オージーケーカブト(所在地:東大阪市 代表取締役社長:木村弘紀、以下Kabuto)は、令和8年4月より公立高校の自転車通学時にヘルメット着用を通学許可条件とした愛知県に対し、自転車用ヘルメットを寄贈しました。またヘルメットを受け取った高校生を対象にアンケート調査を実施し、1,256人から回答を得た結果、91.6%が「慎重な運転を心がけるようになった」と回答。さらに85%が「ヘルメット着用が当たり前になれば良い」と回答し、普及に向けては「義務化・罰則化」が最多となるなど、高校生自身も、制度的な後押しが普及の鍵になると認識していることなどが明らかになりました。
「命を守るヘルメット着用促進グランプリ」で全校の着用率UPに貢献し最優秀賞となった愛知県立西尾高校チーム
高校生が主体となり、自転車ヘルメット着用促進に取り組む
愛知県内の過去5年間(R2〜R6年)に発生した自転車事故死者のうち、6割以上が主に頭部を負傷し亡くなっており、ヘルメット非着用者の致死率は着用者の1.7倍となっています。一方、令和7年県内発生の自転車人身事故におけるヘルメット着用率は19.5%、年齢層別では高校生が10.7%と最も低い状況にあります。
「命を守るヘルメット着用促進グランプリ」令和8年2月の審査会の様子
そこで愛知県警察と県交通安全協会は令和7年、高校生によるヘルメット着用率向上を目指す参加型イベント「命を守るヘルメット着用促進グランプリ」を開催。44校239人が参加し、ヘルメット着用と自転車の安全利用を促す多様な取り組みが報告されました。
Kabutoはこの取り組みに協賛し、令和8年春から公立高校で自転車通学する生徒のヘルメット着用が通学許可条件になったことを機に、約2,900個の自転車用ヘルメットを寄贈。今回のアンケート調査を実施しました。
【愛知県で自転車用ヘルメットを受領した高校生に対するアンケート調査結果サマリー】
85%が「ヘルメット着用が当たり前になれば良い」
ヘルメット着用を普及するには「義務化・罰則化」が4割以上で最多
97%が「頭部を守るためにヘルメット着用は有効」
「転んだ時に守られた」など実体験に基づく肯定意見が多数
88%が「ヘルメットを着用する上での課題はない」
一方課題には「周囲が着けてないため着けづらい」という同調圧力も
約9割が「交通安全に対する意識が高まった」「慎重な運転を心がけるようになった」
ヘルメット着用後、交通安全への意識や行動にも前向きな変化
【調査結果(抜粋)】
<ヘルメットの着用普及について>
1. 85%が「ヘルメット着用が当たり前になれば良い」
「みんながヘルメットを着用することが当たり前になれば良いと思いますか?」に対し、40.4%が「とてもそう思う」、44.1%が「ある程度そう思う」と84.5%が「ヘルメット着用が当たり前になれば良い」と回答しました。
また「すべての人にヘルメット着用が広がるには?」の自由記述には1,063件の回答があり、「義務化・罰則化」が最多で43%を占め、高校生の間でも制度的な後押しが普及の鍵になるという認識が示されました。次いで「啓発・教育」「デザイン改善」で、制度・文化・製品の三方向からのアプローチが必要という認識が浮かび上がりました。「みんなが着ければみんな着ける」と、社会規範の臨界点突破が必要との示唆もありました。
みんながヘルメットを着用することが当たり前になれば良いと思いますか?
<ヘルメット着用の有効性について>
2. 97%が「頭部を守るためにヘルメット着用は有効」
「頭部を守るためにヘルメット着用は有効だと思いますか?」に対し、68.3%が「とてもそう思う」、28.7%が「ある程度そう思う」と、97%がヘルメットの有効性を感じています。
「ヘルメットを着用して良かったと思うこと」の自由記述では、回答の約6割が「安心感」または「実際の転倒・事故時の頭部保護体験」に集中していました。「転んだ時に守られた」「事故時に軽傷で済んだ」という具体的な体験談が多く、単なる印象ではなく実体験に基づく肯定意見が目立ちました。
頭部を守るためにヘルメット着用は有効だと思いますか?
<ヘルメット着用に対する課題について>
3. 88%が「ヘルメットを着用する上での課題はない」
「ヘルメットを着用する上での課題はありますか?」に対し、88.1%が「ない」と答えました。実際にヘルメットを着用してみた高校生たちは着用に課題を感じていないことがわかりました。一方「課題がある」と答えた人に「課題と思うこと」を自由記述で質問したところ「暑さ・蒸れ」と「デザイン・見た目」の2軸が課題の中心を占めており、「周囲が着けていないため着けづらい」という同調圧力・社会規範の課題も浮上しています。
ヘルメットを着用する上での課題はありますか?
<ヘルメット着用後の安全意識・行動変容について>
4. 約9割が「交通安全に対する意識が高まった」「慎重な運転を心がけるようになった」
「交通安全に対する意識が高まりましたか?」に対し、39.9%が「とてもそう思う」、47.6%が「ある程度そう思う」と87.5%が「交通安全に対する意識が高まった」と回答。「慎重な自転車運転を心がけるようになりましたか?」には、50.2%が「とてもそう思う」、41.4%が「ある程度そう思う」と91.6%が「慎重な自転車運転を心がけるようになった」と回答しました。ヘルメット着用後、交通安全に対し、意識や行動に前向きな変化がみてとれ、ヘルメットの着用が安全行動全体の改善につながっていることが確認されました。
交通安全に対する意識が高まりましたか?慎重な自転車運転を心がけるようになりましたか?
【調査概要】 〇調査期間:2026年4月~6月 〇調査方法:愛知県を通じ、愛知県警主催の「ヘルメット着用促進グランプリ」優秀校9校のおもに2026年度新入生に自転車用ヘルメット約2,900個を寄贈。4月~6月のヘルメット着用をもとにアンケートを実施。〇調査対象:ヘルメット着用促進グランプリ優秀校9校でヘルメットを受領し、自転車通学時にヘルメットを着用し始めた高校生 ※回答:1,256名、各回答項目の割合は端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります
【まとめ】
今回、愛知県で実施した調査では、過去に大阪府・兵庫県・福岡県(計4,400名)で行った調査と同様に、ヘルメットを着用し始めた高校生の多くが、交通安全への意識の高まりや慎重な運転への行動変容を示しました。
また、「命を守るヘルメット着用促進グランプリ」に先駆けて令和7年夏に開催されたヘルメット着用を考える「高校生サミットin Aichi」でも、参加した県内の生徒は、髪型や暑さなどを理由に着用には前向きでなかったものの、ルール化については全員が賛成していました。
令和7年夏に実施された「高校生
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:株式会社オージーケーカブト
- 製品・サービス:自転車用ヘルメット