2026年6月10日、国立大学法人岡山大学の高等先鋭研究院を構成する惑星物質研究所の芳野極教授(所長)が、2026年5月に開催された「日本地球惑星科学連合(JpGU)2026年大会」にて、2026年度JpGUフェローとして表彰されました。

JpGUフェロー制度は、地球惑星科学において顕著な功績を挙げた研究者や、本分野の発展に多大な貢献をした者に対して贈られる名誉ある称号です。

芳野教授は、「高温高圧実験に基づく地球惑星内部物質の電気伝導度および物質輸送過程の解明」に取り組み、独自に開発した精密な実験手法を用い、超高圧下における鉱物や溶融体の電気的特性を明らかにしてきました。この成果は、地磁気の変動やマントルの対流といった地球内部の活動を、観測データと物理的な実験値を結びつけることで解明する重要な鍵となっており、地球・惑星科学の発展に多大なる貢献を果たしました。

今回のフェロー選出は、こうした先導的な研究活動に加え、アメリカ鉱物学会(MSA)フェローや日本鉱物科学会賞の受領など、長年にわたる国際的・学術的な貢献が改めて認められたものです。芳野教授は「これまで共に研究に励んできた共同研究者の皆様、そして惑星物質研究所のスタッフ・学生の皆様の支えがあったからこそ」と感謝を述べ、今後も若手研究者の育成にも力を尽くすとしています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:ニュース
  • 原文内の日付2026年6月10日(リリース日)