パナソニック株式会社は、日本大学松戸歯学部 歯科矯正講座の根岸慎一教授の協力のもと、歯列矯正中のオーラルケアにおいて、歯ブラシとジェットウォッシャーの併用が歯垢付着率を減少させ、効果的な口腔ケアにつながることを実証しました。
近年、歯並びや口元の美しさへの関心が高まり、歯列矯正治療を受ける人が増えています。しかし、矯正装置は口腔内環境を複雑にし、歯垢が残りやすくなるため、治療中の多くの人が「歯磨きの難しさ」に直面します。特にワイヤー矯正では、装置の隙間に食べカスが詰まりやすく、磨き残しのリスクが高まります。
この問題に対し、同社は根岸教授に協力を依頼し、ワイヤー矯正中の患者を対象に「歯ブラシのみ」のグループと「歯ブラシ+ジェットウォッシャー(EW-DJ55)」を使用するグループで、歯垢付着率を比較する試験を実施しました。
【検証結果】 通常の歯磨きにジェットウォッシャーを併用したグループは、歯ブラシのみのグループと比較して、歯垢付着率が約40%低下する結果(p<0.01)となりました。このことから、ジェットウォッシャーの併用が、清潔な口腔環境の維持に貢献することが示されました。
検証方法の詳細は以下の通りです。 ・試験場所:日本大学松戸歯学部 歯科矯正講座 ・使用機器:通常の歯ブラシ、およびジェットウォッシャーEW-DJ55(水圧レベル5、超音波水流ノズル使用) ・評価方法:1か月使用後にPCR(Plaque Control Record)で評価 ・被験者:上下顎にワイヤー矯正装置を装着中の患者(歯ブラシ群n=7名、ジェットウォッシャー併用群n=11名)
【根岸慎一教授のコメント】 ワイヤー矯正は効率的な治療法ですが、装置により清掃が難しくなり、むし歯などのリスクが高まる課題があります。患者自身の丁寧な歯磨きが不可欠ですが、歯ブラシだけでは限界があります。デンタルフロスなどの補助用具も存在しますが、操作が煩雑で継続が難しいケースも少なくありません。その点で、高圧水流で汚れを洗い流すジェットウォッシャーは、矯正中の患者にとって口腔内を清潔に保つための有用な選択肢になると考えられます。
パナソニックのジェットウォッシャー ドルツは、特許技術である「超音波水流」により、歯ぐきにやさしく、歯周ポケット、歯間、矯正器具周りの汚れを効果的に洗浄します。2017年に発売された超音波水流搭載モデルは、2024年11月には国内累計出荷台数100万台を達成する見込みで、多くの利用者に支持されています。
同社は今後も、歯科医院での「プロケア」と両立する、質の高い「セルフケア」製品として、技術と研究に基づいたジェットウォッシャーを提案していく方針です。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 製品・サービス:ジェットウォッシャー EW-DJ55 / ジェットウォッシャー ドルツ