近年、健康意識の高まりから日常の水分補給に対する関心や、PFAS等による水質への不安といった社会環境、水の安全性に対する意識変化、また多様な働き方やライフスタイルを背景に家事の負担減に対するニーズの高まりを背景に、家庭で飲用水の選び方が多様化しています。パナソニック株式会社では、現代において多様化する水へのニーズや悩みの実態を探るべく、全国4,700名を対象に「水に関する意識と生活実態」に関する全国実態調査を実施しました。今回の調査により、地域ごとの水道水への意識の差や、 “隠れ水ストレス”の課題が浮き彫りになりました。

【調査TOPICS】 ■約7割が健康を意識して日常的に水を飲用。普段よく飲んでいる水は「ペットボトルの水」が最多の一方で、「水道水(そのまま)」も3割以上。「ペットボトル派」と「水道水派」普段飲む水に地域差が発生。

4割以上が「水道水をそのまま飲むこと」に抵抗を感じている結果に。

主要指標 — KEY FIGURES

68.7%
全体の約7割(68.7%)
44.0%
「ペットボトルの水(44.0%)」
35.8%
「水道水(そのまま)」で35.8%
46.6%
4割以上(46.6%)の人

水道水への抵抗感は沖縄県、長崎県、福岡県で高い一方、長野県や山形県などでは低い傾向に

抵抗を感じる理由は「ニオイ・味」「衛生面」に加え、「PFASなどの有害物質への不安」が約4割。

ペットボトルのストックや空きボトルによって「居住スペースが狭くなっている」と物理的なストレスを感じている人は約半数に。

子どもの水分補給は「水」が最多に。次いで「麦茶」

9割以上の親が「自分よりも子どもにはきれいな水を飲んでほしいと思う」と回答し、子どもに飲ませる水のきれいさを重視する意識が明らかに

[調査概要]

・エリア:全国

・調査対象:20代~70代 男女 計4,700人 【普段の飲料の選択肢に水が含まれる方 各都道府県100名】

・調査期間:2026年4月14日(火)~4月16日(木)

・実査委託先:楽天インサイト株式会社

※調査結果を引用いただく際は「パナソニック調べ」を引用元として記載ください。

《約7割が健康を意識して日常的に水を飲用。普段よく飲んでいる水は「ペットボトルの水」が最多の一方で、「水道水(そのまま)」も3割以上。“ペットボトル派”と“水道水派”普段飲む水に地域差が発生》

はじめに、全国の20代〜70代の男女4,700名に対し、日常的な水の飲用習慣について聞いたところ、「かなり意識して飲んでいる(21.8%)」と「すこし意識して飲んでいる(46.9%)」を合わせて全体の約7割(68.7%)が、健康や身体を意識して日常的に水を飲んでいることがわかりました。健康維持や美容などの観点から、水そのものを積極的に摂取する意識が広く定着していることがうかがえます。

健康や身体のことを意識して水を飲む

続いて、「普段、よく飲んでいる水」を聞いたところ、全体で最も多かったのは「ペットボトルの水(44.0%)」でした。ペットボトルの水を飲む理由としては、「手軽だから(54.9%)」が半数以上を占め、次いで「清潔な水だから(34.3%)」、「美味しいから(31.6%)」といった回答が多く挙がっており、手軽さや清潔さを求めて水を購入していることがうかがえます。

次いで多かった回答は「水道水(そのまま)」で35.8%にのぼり、「浄水器・整水器を通した水道水(27.9%)」を上回る結果となりました。ペットボトルの水が主流となりつつも、依然として水道水をそのまま飲用する人が3割以上と一定数存在しており、日本では水道水が日常的な飲料水として広く利用されていることがわかります。

普段よく飲んでいる水

ペットボトルの水を飲む理由

また、「普段飲んでいる水」の結果を都道府県別に見ると、「水道水(そのまま)」を選ぶ割合が多かったのは長野県(66.0%)や山形県(56.0%)、福島県(55.0%)、青森県(53.0%)、岩手県(52.0%)と続き、東日本で多い傾向となりました。「ペットボトルの水」を選ぶ割合が多かったのは、茨城県や岡山県(各59.0%)、埼玉県(56.0%)が全国平均と比較して多い結果となりました。

また、「浄水器・整水器を通した水道水」を利用する割合が多かったのは、沖縄県(46.0%)や兵庫県(41.0%)、福岡県(39.0%)、愛知県(38.0%)と続き、こちらは西日本で高くなる傾向が見られました。

水道水(そのまま)と回答した方

水道水(そのまま)をよく飲む(都道府県別)

ペットボトルの水と回答した方

ペットボトルの水をよく飲む(都道府県別)

浄水器・整水器を通した水道水と回答した方

浄水器・整水器を通した水道水をよく飲む(都道府県別)

《4割以上が「水道水をそのまま飲むこと」に抵抗を感じている結果に。

水道水への抵抗感は沖縄県、長崎県、福岡県で強い一方、長野県や山形県などでは低い傾向に》

続いて、自宅の水道水をそのまま飲むことに対する抵抗感を聞いたところ、「かなりある(17.0%)」「少しある(29.6%)」を合わせて、4割以上(46.6%)の人が水道水を直接飲むことに抵抗を感じていることがわかりました。さらに、この結果を都道府県別に見ると、水道水への抵抗感が「ある(かなりある+少しある)」と答えた割合が最も多かったのは「沖縄県(69.0%)」で、次いで「長崎県(61.0%)」、「福岡県」「埼玉県」(各60.0%)と続きました。

一方で、抵抗感を持つ割合が少なかったのは「長野県(25.0%)」や「山形県(31.0%)」「岩手県」「福島県」「鳥取県」(各32.0%)となっています。

水道水をそのまま飲むことに対して抵抗感はありますか?

水道水をそのまま飲むことに対する抵抗感

水道水をそのまま飲むことに対する抵抗感(都道府県別)

《抵抗を感じる理由は「ニオイ・味」「衛生面」に加え、「PFASなどの有害物質への不安」が約4割》

前問で「水道水をそのまま飲むことに抵抗感がある(かなりある・少しある)」と回答した方を対象にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「カルキ臭など、ニオイや味が美味しくないから(64.3%)」でした。次いで多かったのは「住宅の給水管や貯水槽の衛生面(劣化など)が心配だから(45.5%)」、「PFAS(有機フッ素化合物)などの有害物質が気になるから(37.8%)」となっています。水の美味しさを求めるだけでなく、毎日口にする水に対して、見えない劣化や汚れを気にしていることが分かります。

水道水をそのまま飲むことに対する抵抗感の理由

《ペットボトルのストックや空きボトルによって「居住スペースが狭くなっている」と物理的なストレスを感じている人は約半数に》

ペットボトルで水を飲んでいる方に対して、「水のストックや空きボトルが置かれていることによって、キッチンや居住スペースが狭くなっていると感じた経験があるか」を聞いたところ、「かなりある(10.4%)」「たまにある(37.6%)」を合わせて、全体の約半数(48.0%)が居住空間の圧迫を経験していることがわかりました。

手軽さや安全性を求めてペットボトルを選ぶ一方で、結果的に保管スペースの圧迫といった、物理的な“隠れ水ストレス”を抱えているようです。

キッチンや居住スペースが狭くなっていると感じた経験

段ボールの解体や処分の手間にストレスを感じている

《子どもの水分補給は「水」が最多に。次いで「麦茶」

9割以上の親が「自分よりも子どもにはきれいな水を飲んでほしいと思う」と回答し、子どもに飲ませる水のきれいさを重視する意識が明らかに》

子育て世帯の1,505名に対して、お子様の水分補給として、よく飲ませているものは何かを聞いたところ、「水(57.1%)」が最も多く選ばれる結果となりました。次いで「麦茶(55.1%)」が続く結果となっています。

さらに、同じく子育て世帯に対し「自分よりも子どもにはきれいな水を飲んでほしいと思うか」を聞いたところ、「かなり思う(49.9%)」と「少し思う(41.5%)」を合わせて、全体の91.4%と、多くの親が子どもに飲ませる水に対してきれいさ志向を持っていることがうかがえます。

子供の水分補給でよく飲ませているもの

子供にきれいな水を飲んでほしいと思う

【総括】

今回の調査から、日常的に健康を意識して水を飲む人が約7割にのぼり、手軽さや清潔さを理由に、ペットボトルの水を選ぶ人が多いことがわかりました。しかし一方で、ペットボトル利用の裏には「居住空間の圧迫」といった物理的な“隠れ水ストレス”を感じている人が多い実態が浮き彫りになりました。 また、水道水への抵抗感には地域差が見られ、その理由として、味やにおい、住宅の給水管・貯水槽の衛生面、PFASなどへの不安が挙げられました。家庭で選ばれる飲料水には、味や水質への意識だけでなく、手軽さや保管スペースといった生活上の要素も関係していることがうかがえました。

アクアソムリエマイスター 公認講師 鶴田雅人さんコメント

水道水には、地表水(地面から上の水、ダムなど)を水源とするものと、地下水(地面より下の水、深井戸水など)を水源とするものがあります。東京都水道局の統計によれば、日本の水道水のうち約75%が地表水(表流水)、残りの約25%が伏流水や井戸水等とされています。

地下水や湧水は、地中を通る過程でろ過されるため、一般に濁りが少なく、水質が比較的安定しているとされています。ただし、その性質は地域や水源によって異なります。地下水を水源とする自治体では浄水処理を行わず、水道法上必要な塩素だけを添加して配水する、というケースもあります。

今回の調査で見られた地域差について、水質の違いも考察の一つとして考えられます。

※水道水への抵抗感と各地域の水源・硬度との因果関係を、本調査で検証したものではありません。専門家による一般的な水質特性を踏まえた考察です。

特に山形県の遊佐町や、長野県の安曇野市などは、水源が地下水や湧水のまちとして有名です。どちらも、後背にある山の恵みを受けて、豊富な地下水を抱えています。

水道水に抵抗を感じる理由としては、第一には味と臭いがあると思います。味については、地表水だとやはり地下水に比べて劣るケースがあるのと、臭いについてはまず塩素臭ですが、これは浄水器などを付けることで解消できます(どうしても嫌われがちな塩素臭ですが、一方でお水を安全・衛生的に蛇口まで届けるためには、欠かせないものでもあります)。夏場などには上流で藻類が発生することによりカビ臭が出ることもありますが、これも同様に浄水器で解消できます。また、その他に通年で考えられるものとしては、消毒副生成物としてのトリハロメタンがありますが、総トリハロメタンなどを除去対象としている浄水器もあります。除去対象物質は製品によって異なるため、表示をご確認ください。

加えて昨今では、PFASの問題があります。PFOSおよびPFOAは、2026年4月から水質基準項目となり、水道事業者には水質検査の実施と基準の遵守が義務付けられています。

とはいえ不安を感じる気持ちもよく分かりますので、気になる場合はこちらも浄水器の利用がおすすめです。PFASの場合はトリハロメタン同様に、浄水器のフィルター素材により対応・非対応がありますので、表示をよく確認して利用してください。

※本コメントは鶴田雅人さんへの取材内容をもとに、構成・編集しています。

鶴田雅人氏

鶴田 雅人(つるた まさと)

市販されているミネラルウォーターの味の違いから水に関心を持ち、採水地などをめぐりながら、ミネラルウォーターについて本格的に学ぶ。大学在学中に日本アクアソムリエ協会認定アクアソムリエマイスターの資格を取得し、公認講師としても活躍。主なテレビ出演は「99人の壁」(フジテレビ)、「月曜から夜ふかし」(日本テレビ)、「ZIP!」(日本テレビ)など。水のソムリエとして15年近く活動している。1日平均2~3リットル水を飲むことができ、量に裏打ちされた味の記憶も確か。

浄水型ウォーターサーバー TK-RSS1

浄水型ウォーターサーバー TK-RSS1

浄水事業60年で磨き上げた浄水技術を搭載

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水道水を給水タンクに注ぐだけで約80℃の温浄水と約10℃の冷浄水が使える、浄水型ウォーターサーバー「TK-RSS1」を、月額2,420円(税込)で公式ショッピングサイト「Panasonic Store Plus」においてサブスクリプション型 定額利用サービスを展開しています。

60年にわたり磨き上げてきた浄水技術と、くらしに寄り添う家電づくりの知見を結集。飲料水における負担を減らし、毎日の水分補給や料理、ティータイムやマイボトルへの給水にもお使いいただけます。

※1初月のみ4,950円(税込)です。解約時は本体返却費が必要です。また別途解約金が生じる場合があります。詳しくはホームページをご確認ください。

※2初回設定時は、適温になるまで約1時間かかります。

PFOS及びPFOAを含む19種類※3の物質を除去。浄水事業60年の技術を結集した高性能カートリッジ

TK-RSS1のカートリッジは、不織布・活性炭・セラミック・中空糸膜の4種類のろ材を組み合わせた多層構造です。水道水は外側の不織布で粗い不純物を取り除いた後、活性炭層で遊離残留塩素(カルキ)やトリハロメタン、カビ臭(2-MIB・ジェオスミン)などを吸着。セラミックが溶解性鉛を、中空糸膜が濁りや微粒子状の鉄などを除去します。また、近年関心の高まっているPFOS及びPFOAを含む、計19種類の水道水中の物質を除去します。

※3 JIS S 3201の試験法で規定された除去物質(16物質)と浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B基準)で規定された除去対象物質(3物質)

設置工事不要、キッチンだけでなくリビングや寝室に置きやすい設計

給水タンク(容量4.0L)に水道水を注ぐだけで、約80℃の温浄水と約10℃の冷浄水をいつでも使えます※2。お湯を沸かす、冷蔵庫で冷やしておくといった「準備の手間と待ち時間」が不要になり、目覚めの水分補給やコーヒー、スープ、お子様の水筒の準備、入浴後の一杯まで、飲みたいときにすぐ対応できます。

設置工事は不要で、電源とスペースがあればキッチンやリビング、寝室などにも設置できます。本体サイズは幅255×奥行280×高さ450mmの卓上サイズで、キッチンカウンターやカップボードにも置きやすい設計です。

※2 初回設定時は、適温になるまで約1時間かかります。

(関連情報)

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https://panasonic.jp/subscription/products/waterserver.html

◆パナソニック浄水事業 60周年記念サイト

https://panasonic.jp/alkaline/60anniversary.html

◆パナソニックの浄水技術について

https://panasonic.jp/alkaline/contents/waterpurifier.html

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:press_release
  • 関連組織:パナソニック株式会社 / 楽天インサイト株式会社 / 日本アクアソムリエ協会