本田技研工業の新事業創出プログラム「IGNITION」発のスタートアップであるPathAhead株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊賀 将之、以下「PathAhead」)は、株式会社ホンダトレーディング(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:林 克人、以下「ホンダトレーディング」)と、PathAheadが開発した世界初の技術、砂漠の砂を造粒した高品質な人工骨材「Rising Sand」(特許出願中)を活用した道路舗装材および建設資材に関連する事業の共同推進を目的とした業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。

業務提携の背景と目的 PathAheadは、革新的な道路舗装材および建設資材の研究・開発を推進しています。本提携は両社の相互発展を目的に、PathAheadが持つ製品開発力と、ホンダトレーディングが持つグローバルな調達・販売ネットワークを融合させるものです。両社は本提携を通じ、製品の企画・研究・開発から製造、さらには市場への供給までを協力して行い、関連事業の検討を推進します。

業務提携の内容 本提携において、両社は以下の役割分担に基づき、事業開発を推進します。 - 製品等の企画・研究・開発・製造(PathAhead主導):PathAhead独自の技術を用いた次世代舗装材および建設資材の開発・製造 - 調達・販売業務(ホンダトレーディング主導):ホンダトレーディングのノウハウを活かした原材料の調達および国内外への製品販売

また、両社共同で生産体制の構築や顧客開拓を進めてまいります。

砂漠の砂を造粒した高品質な人工骨材「Rising Sand」について 世界的な建設需要の拡大に伴い、道路舗装に不可欠な天然骨材(砂・砂利)の不足が深刻化する一方、無尽蔵に存在する砂漠の砂は、粒径や形状の課題から建設資材として十分に活用されてきませんでした。特にアフリカでは、道路舗装率が約20%と低水準にとどまるとともに、強度にばらつきのある天然資源への依存が舗装道路の劣化を招き、物流コストの上昇などの経済的損失につながっています。

PathAheadは、この課題を解決するため、世界初となる砂漠の砂を活用した人工骨材「Rising Sand」を開発しました。代表の伊賀がHondaの材料研究センターで11年間にわたり培った素材研究・自動車向け鋼板開発の知見を建設領域に応用しています。

- 独自の造粒技術(特許出願中):100μm程度の微細な球状の砂漠の砂を、数十mm単位の粒径へと均一に造粒します。 - 圧倒的な高耐久:従来の天然骨材と比べて約2.5倍の耐久性を備え、一般的な天然骨材道路の耐用年数を約10年から20年以上へと大幅に長寿命化します。 - 大幅なコスト削減:道路修繕の頻度を低減することで、ライフサイクルコストを従来の約60%に抑えることが可能です。砂漠の砂など現地調達可能な資源を用いることで、天然骨材と同等の価格での提供を目指します。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:提携
  • 関連組織:株式会社ホンダトレーディング
  • 製品・サービス:Rising Sand