株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャテクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、野村不動産ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 社長執行役員 グループCEO:新井 聡、以下野村不動産HD)が、AIエージェントと人が協働するためのサービス基盤として導入している「PKSHA AIバックオフィス(読み:パークシャエーアイバックオフィス)」に、新たに「PKSHA AI依頼管理(読み:パークシャエーアイイライカンリ)」を追加し、2026年9月より全社規模での依頼の配信・進捗管理に活用を開始したことをお知らせします。これにより、社内の問い合わせと依頼がMicrosoft Teams上の同じ窓口に集約されます。

PKSHAは「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、自然言語処理技術などの独自技術を活かしたAIの研究開発と社会実装に取り組んでいます。今回の取り組みでは、管理部門と従業員の間の催促と確認をAIが担い、働く人が本質的な業務に向き合える環境を目指します。

主要指標 — KEY FIGURES

4,000件件
最大で月4,000件の
240名名
延べ約240名
77%
77%が
86%
86%が

背景:10,000名規模の全社依頼・催促を、Excel名簿と手作業で対応

大規模な組織では、OSのアップグレードや機器の棚卸、研修の受講依頼といった全社対応が絶えず発生します。野村不動産HDのグループDX戦略部では、対象者をMicrosoft Excelの名簿で管理し、Microsoft Teamsの個別メンションで一人ずつ連絡・追跡していました。特に、未対応者の把握と再連絡の多くを手作業で行っていたことから、抜け漏れのリスクと担当者の負荷が課題となっていました。

この対応負荷を軽減するため、配信から未対応者の自動リマインド・完了確認までワンストップで完了できる「PKSHA AI依頼管理」を追加することが決定されました。

概要:依頼配信・ステータスの可視化・リマインドがMicrosoft Teams上で完結、催促業務を人が抱え込まない状態へ

野村不動産HDは以前から、Microsoft Teams上の「PKSHA AIバックオフィス」で動作するサービス「PKSHA AIヘルプデスク」を導入し、最大で月4,000件の社内の問い合わせをAIエージェントが支援していました。

今回追加した「PKSHA AI依頼管理」は、社内でも広く使われている「PKSHA AIバックオフィス」の中にタブとして追加され、従業員は、わからないことを聞く窓口と、依頼を受け取る窓口を一つの場所で使えるようになります。「PKSHA AIバックオフィス」は、野村不動産HD社内では『しばもん』の愛称で呼ばれています。

野村不動産HD社内で使われているAIバックオフィス(通称:「しばもん」)

CSVで対象者を一括指定して依頼を一斉配信できるため、担当者は名簿を見ながら個別に連絡する作業から解放されます。また、未読・既読・完了の3段階のステータスはダッシュボードでリアルタイムに把握でき、「誰がまだ対応していないか」を探す時間がなくなるほか、未対応者には期日の3日前・1日前・当日・期日超過後の4段階でリマインドが自動送信されるため、催促を人が抱え込む必要がありません。対応者側はMicrosoft Teams上でそのまま完了を報告でき、新しいツールの習得や、システムの行き来も不要です。

追加にあたっては、2026年6月から7月にかけて一部部門に先行導入し、4テーマ・延べ約240名を対象に効果を検証したところ、依頼を受け取る従業員側のアンケートでは、77%が抜け漏れの減少を実感し、86%が継続利用を希望しています。依頼をする管理者側では、未対応者の洗い出しからリマインドの送信までが自動化され、依頼1回あたりの工数が平均約62%削減されました。

この検証結果を踏まえて本格導入を決定し、2026年8月には「Windows11のマイナーバージョンアップ実施依頼」を約1,000名に配信。

さらに9月には、約10,000名規模の全社配信を行いました。加えて、都度CSVをアップロードしなくても配信先を指定できる「配信先マスタ管理機能」と、生成AIが依頼文を作成する「AI下書き生成機能」という2つの新機能も追加されました。これにより依頼のたびに名簿を整え、文面をゼロから書き起こす手間がなくなります。

今後の展望:個別の業務効率化から、管理部門全体の基盤へ

野村不動産HDではすでに、「PKSHA AI依頼管理」を活用した全社規模の依頼配信を複数件計画しています。その後は、管理者権限を現在導入しているグループDX戦略部から他のコーポレート部門へ広げることを視野にいれています。

PKSHAは、問い合わせ・依頼・後続の事務処理という管理部門に共通する業務を一つのプロセス基盤としてまとめ、利用データをもとに自動化できる範囲を広げていく考え方のもと、企業のバックオフィス変革を支援してまいります。この取り組みを通じて、AIが組織の間を担うことで働く人が本質に向き合える、未来の働き方を形にしてまいります。

野村不動産ホールディングス グループDX戦略部 インフラ推進一課 課長代理 古澤 智大氏からのコメント

「これまでは、依頼を出したあとに誰が対応済みかを追いかけ、個別に声をかける作業に時間を取られていました。追跡とリマインドが自動で回るようになり、状況がリアルタイムで見えるようになったことで、依頼を出す側の心理的な負担が大きく変わりました。今後は他のコーポレート部門にも広げ、グループ全体の業務プロセスとして定着させていきたいと考えています。」

「PKSHA AIバックオフィス」および「PKSHA AI依頼管理」について

PKSHA AIバックオフィスは、企業内の業務プロセスをAI中心に刷新し、AIエージェントとの協働を実現する従業員向けサービス基盤です。PKSHA AI依頼管理は、その基盤上で提供する、依頼管理を行うためのサービスです。管理部門から従業員への勤怠提出や研修受講などの依頼を、Microsoft Teams上で一斉配信から進捗確認、未対応者への段階的なリマインド、完了確認まで自動化します。未読・既読・完了のステータスをリアルタイムで可視化し、催促の手間なく依頼をやりきる状態をつくります。

PKSHA AIバックオフィス:https://aisaas.pkshatech.com/ai-backoffice/

PKSHA AI依頼管理:https://aisaas.pkshatech.com/ai-request-management/

野村不動産ホールディングス株式会社会社概要

会社名  :野村不動産ホールディングス株式会社

本社所在地:東京都港区芝浦一丁目1番1号 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S

代表者  :新井 聡

URL:https://www.nomura-re-hd.co.jp/

株式会社PKSHA Technology 会社概要

「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、社会課題を解決する多様なAIを提供しています。 金融・製造・教育といった各業界の業務や課題に最適化した<AIソリューション>に加え、「PKSHA AIバックオフィス」「PKSHA ChatAgent」などの汎用性の高い<AI SaaS>を展開。さらに、これらのAIソリューションやAI SaaSを各領域のプロフェッショナル人材が活用し、顧客の課題解決を支援する<AI Powered Worker事業>を推進しています。AIをさまざまな業種・業務に実装し、現場で使えるソフトウエアとして届けることで、未来の働き方を支援し、人とソフトウエアが共に進化する社会を実現していきます。

会社名:株式会社PKSHA Technology 所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F 代表者:代表取締役 上野山 勝也 URL: https://www.pkshatech.com/

◆本件に関するお問い合わせ pr@pkshatech.com

※ Microsoft、Microsoft Teams は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※ その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:press_release
  • 関連組織:野村不動産ホールディングス株式会社 / Microsoft Corporation