株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太)は、ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授ピーター・フェーダー氏の著書「Customer Centricity」の日本語版『カスタマーセントリシティ——「正しい顧客」に集中する経営戦略』を企画・監訳し、ダイヤモンド社より6月16日に発売します。監訳はプレイド代表取締役CEOの倉橋健太が務め、日本語版オリジナルのコンテンツとしてフェーダー教授と倉橋の対談を収録しています。

背景——なぜ、いま日本企業に「カスタマーセントリシティ」が必要なのか

日本企業の多くには「お客様第一」の精神が深く根づいています。しかし、その精神と、データに基づいて顧客の将来価値を見極め、経営資源の配分を決定する戦略的な意思決定との間には、まだ大きな距離があります。

多くの企業が顧客データを活用できるようになった一方で、そのデータを用いて「どの顧客が将来にわたって自社に最も大きな価値をもたらすか」を予測し、経営の中心に据えている企業はごく少数であるというのが実情です。この課題は、人口減少と需要の成熟が進む日本市場においてますます深刻化しています。

本書の著者ピーター・フェーダー教授は、ウォートンスクールで消費者の購買行動データ分析を専門とし、顧客の将来の経済的価値を予測する「顧客生涯価値(Customer Lifetime Value/CLV)」を軸とした経営戦略であるカスタマーセントリシティ(顧客中心主義)の体系化に取り組んできた第一人者です。過去の購買実績ではなく、将来にわたって顧客一人ひとりがもたらす価値を統計的に予測し、その予測に基づいて経営の意思決定を行う。このアプローチは世界の企業・組織の経営実践に取り入れられ、原著は改訂を重ねてきました。本書はその最新版である第3版(2020年刊)を底本としています。

本書が提唱する「カスタマーセントリシティ(顧客中心主義)」は、顧客の将来価値を起点に経営判断を行う理論的フレームワークです。本書の企画・監訳は、この理論を企業が実装可能な経営のかたち、すなわち「顧客中心経営」として日本に届けることを目指しています。

書籍情報 書名: カスタマーセントリシティ——「正しい顧客」に集中する経営戦略 著者: ピーター・フェーダー(ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授) 監訳: 倉橋健太(株式会社プレイド 代表取締役CEO) 訳: 三本木亮 出版社: 株式会社ダイヤモンド社 発売日: 2026年6月16日 定価: 2,420円(本体2,200円+税10%) Amazonでのページはこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/4478123985

〈目次〉 序文:タイムカプセル(本書)に入る前に、必ず読んでください。 第1章:製品中心主義——基盤に生じた亀裂 第2章:顧客中心主義——成功のための新たなモデル 第3章:顧客エクイティ——価値に関する新たな視点 第4章:顧客生涯価値——顧客の真の価値 第5章:CRM(顧客関係管理)——顧客中心主義への第一歩 対談:ピーター・フェーダー × 倉橋健太「カスタマーセントリシティ(顧客中心主義)を日本に浸透させるために」

フェーダー教授×倉橋の日本語版オリジナル対談を収録

日本語版オリジナル対談では、フェーダー教授と倉橋がカスタマーセントリシティの核心を問う議論を展開。AIやデータ活用が急速に進むいまこの理論がなぜ重要なのか、顧客中心経営を実践している企業はどこか、そして日本市場特有の課題を踏まえて企業はどう実践に踏み出すべきか、具体的な事例と提言を含む内容となっています。

関連イベント:フェーダー教授が来日登壇「X DIVE 2026」

ピーター・フェーダー教授が来日し、プレイド主催のカンファレンス「X DIVE 2026」のオープニングを飾るクロストークに登壇します。生成AIの普及により誰もが高度な解析能力を手にするいま、企業の持続的な成長に直結するデータの質と目的が改めて問われています。フェーダー教授と柳川範之教授(東京大学大学院経済学研究科・経済学部)、倉橋が、顧客を起点としたAI時代の企業価値の源泉を議論します。

セッション名:AI時代に企業の「価値を創るデータ」とは?顧客中心経営とAIが問い直す、企業価値の源泉 登壇者:ピーター・フェーダー(ウォートンスクール教授)、柳川範之(東京大学教授)、倉橋健太(プレイドCEO) 日時: 2026年7月9日(木)10:00〜 会場:東京ミッドタウン・ホール(東京都港区赤坂9-7-2) 開催形式:現地会場限定開催

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:株式会社プレイド / 株式会社ダイヤモンド社
  • 製品・サービス:カスタマーセントリシティ / X DIVE 2026