山梨県(知事:長崎幸太郎)では、県とともに新たな挑戦を支える「新事業チャレンジアドバイザー」(以下「アドバイザー」)や県内支援者ら約40名が、県内の挑戦の現場を巡る「TRY!YAMANASHI!ツアー」を6月5日(金)に実施しました。

当日は、県内3カ所の挑戦の現場を視察。防災・観光・福祉など、分野を超えた具体的な連携案が数多く生まれ、新たな事業連携や協業に向けた意見交換が活発に行われました。

今後も本県では、アドバイザーの知見やネットワークを触媒に、県内外の挑戦者と支援者をつなぎながら、「挑戦に近い山梨」の実現に向けたエコシステムの形成を目指して参ります。

この日の様子は、県公式オウンドメディア「ハイクオリティやまなし」の記事でも詳しくご紹介しています。

https://hq.pref.yamanashi.jp/article/a04342/

日 時:

令和8年6月5日(金)

参加者:

アドバイザー、県内支援者、TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業採択企業等 約40名

視察先:

INNFRA株式会社、fumotto南アルプス、KEIPE株式会社(3カ所)

ツアーのねらい

主要指標 — KEY FIGURES

3か所
県内3カ所の挑戦の現場を視察
40
アドバイザー、県内支援者、TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業採択企業等 約40名
12ヘクタール
地域企業20社以上が出資する12ヘクタールの複合施設
16
アドバイザーとして委嘱しています(令和8年7月現在16名)

山梨県では「挑戦に近い山梨」を実現するため、スタートアップの実証実験や新たな挑戦を支援する取り組みを実施しています。

本ツアーは、県内挑戦者と支援者、アドバイザーの交流を促進し、新たな事業連携や共創の創出を目的として実施しました。

視察先① INNFRA株式会社

最初に訪れたのは、エネルギーと水という社会インフラの課題解決に取り組む「INNFRA株式会社」。

上下水道に頼らずエネルギーと水を循環させるオフグリッド型コンテナ「INNFRA Base」は、令和8年3月から道の駅富士川で稼働しており、平常時はコインランドリー店舗として収益を生み、災害時には防災インフラへと切り替わる、いわば「稼ぐ防災モデル」です。

▶INNFRA株式会社 https://innfra.jp/

INNFRA Base(道の駅富士川)

視察先② fumotto南アルプス

次に訪れたのは、地域企業20社以上が出資する12ヘクタールの複合施設「fumotto南アルプス」。

代表の金丸 滋氏は、山梨で挑戦する事業者を後押ししてきた一人であると同時に、自らも現場に立ち続ける経営者です。

「現場に立っていないとなんか気持ち悪くて。将来的には山梨の人間が山梨のことはできるというのを目指したい」と語る金丸氏の言葉に、参加者は刺激を受けた様子でした。

▶fumotto南アルプス https://fumotto.jp/

fumotto南アルプス視察の様子

視察先③ KEIPE株式会社

最後に訪れたのは、KEIPE株式会社が運営する、障がいのあるスタッフが働くユニバーサルカフェ「COLERE(コレル)」

障がい者就労支援事業から地域商社、資源循環事業など次々と事業を広げてきた代表の赤池 侑馬氏は、「『障がい』も『規格外』も、全部自分たちの認知の線引きから生まれてくる。自分と障がいの間にある関係性が変わると、それは別世界になる。だから私たちのパーパスは、『関係性を発明する』ということ」と、その理念を語りました。

▶ KEIPE株式会社 https://keipe.co.jp/

COLEREでの意見交換の様子

現場での学びをディスカッションへ

後半は場所を移し、参加者で振り返りのディスカッションを実施しました。防災・観光・福祉など、それぞれ別に語られがちなテーマが一つの議論の中で繋がっていく場面が何度もありました。

様々な立場の方が、取り組みが行われている現場を訪れ、対話を重ねることで、新たな発想や分野や立場を超えた共創が生まれる。今回のツアーはその重要性と可能性を改めて認識する機会となりました。

アドバイザーを交えたディスカッションの様子

「新事業チャレンジアドバイザー」について

本県では、新事業創出支援を一体的に支援するため、スタートアップ支援、ソーシャルビジネス、インパクト投資、官民共創などの各分野で全国を舞台に活躍する専門家の皆様をアドバイザーとして委嘱しています(令和8年7月現在16名)。

アドバイザーの皆様には、県の新事業支援に対する助言や、TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業等の採択企業へのアドバイス・意見交換などを通じて、具体的な視点や示唆を提供いただくことで

、「挑戦に近い山梨」の実現に向けたエコシステムの形成に貢献いただいています。

▶詳細は県HPを参照ください

https://www.pref.yamanashi.jp/challenge-s/shinnjigyou-challenge-adviser.html

「挑戦に近い山梨」の実現に向けた主な新事業支援事業

✔「TRY!YAMANASI!実証実験サポート事業/社会実装サポート事業」

https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support.html

最先端技術・サービスを持つスタートアップ等の実証実験・社会実装を県全域で全面サポート。

✔「新事業共創プラットフォームTRY!YAMANASHI!」

https://try-yamanashi.com/

県内で新たな価値を生み出す挑戦者を支援機関、金融機関、行政などが共創で支援。

✔「YAMANASHI Impact Challenge」

https://www.pref.yamanashi.jp/biz-brand/socialinnovator.html

社会課題に向き合うビジネスや、地域での挑戦を後押しする山梨県発のローカル・ゼブラ育成プロジェクト。

✔「やまなしソーシャルイノベーションセンター」

https://www.ysic.jp/

県と山梨中央銀行が共同で設立した官民共創の中間支援組織。地域課題をビジネスにより解決を目指す事業者を支援。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:経済
  • 関連組織:fumotto南アルプス