国営ひたち海浜公園の「砂丘エリア」では、小さな紅紫色の花が魅力のハナハタザオが咲いています。ハナハタザオは絶滅が危惧される植物で、環境省の第5次レッドリスト(2025)・茨城県版レッドデータブック(2012)では絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。「砂丘エリア」をめぐるハナハタザオガイドツアーでは、公園のボランティア「野生植物パートナー」がハナハタザオをはじめ、スカシユリやカワラサイコ、ノアズキなどの砂丘に生育している希少な植物の自生地や特徴等をご案内します。

ハナハタザオは山地や海岸の砂地などに自生するアブラナ科の植物で、「旗竿のように1本茎で立ち、きれいな花を咲かせること」が名前の由来とされています。高さは15~50cm、直径1cmほどの紅紫色の花を咲かせます。主な自生地は、茨城県、山梨県、熊本県などで、ごく近い将来、野生での絶滅の危険性が極めて高い希少な植物とされています。

ハナハタザオが自生する砂丘エリアは、久慈川からの砂が海岸に堆積し、北東風によって押し上げられることで形成された地形です。この貴重な環境と植物たちを守るために、当公園では保全活動を継続的に実施しています。6月に株数調査を行い、9月に種を採種。10月~4月で苗を育て、5月に砂丘エリアへ定植しています。

ハナハタザオの開花期にあわせ、野生植物パートナーによる特別ガイドツアーを開催します。日時は6月7日(日)・14日(日)の10:00~11:30、場所は砂丘エリア、参加費は無料です。事前申込制で定員は20名となっています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
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