980社33.8万人の働く人のデータに基づく「組織行動科学®」の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:甲畑智康)は、メンバーの判断力を実際の仕事の中で育てるリーダー向け実践モデル「判断経験設計」(副題:仕事状態適応型・判断経験設計モデル)を体系化しました。 本リリースでは、全34ページのうち主要な9ページを紹介し、全資料を希望者に無料で提供します。

「判断経験設計」全34ページをご希望の方へ

本リリースでは、全34ページのうち主要な9ページを紹介しています。全資料をご希望の方には、PDFを無料でお送りします。

E-mail:[email protected] 件名:判断経験設計 資料希望

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※本資料は図版を多数含み、ファイル容量が大きいため、全編はメールで提供しています。

メンバーの判断力を育てるリーダーのための「判断経験設計」。仕事状態を見立て、小さく安全な判断経験を設計し、行動後の反応を次の判断基準へ変えていく。

市場、顧客、ルール、技術が短い周期で変化し、過去の成功手順がそのまま通用しない仕事が増えています。さらに、AIによって案や選択肢を得る速度が上がる一方で、何を目指すのか、何を事実として見るのか、何を優先し、どの一手を選ぶのかという判断は、引き続き人に委ねられています。

本モデルは、手順を教えることを否定するものではありません。

「手順は具体的に伝える。判断は、条件の中で本人が経験する」

正解や手順を先に渡すだけの育成から、本人が仕事の中で、「見る → 分ける → 選ぶ → 更新する」という一連の判断を経験し、その経験を次の仕事や組織で使える判断基準へ変えていく育成への転換を提案します。

背景 : AIが選択肢を増やしても、判断の責任は人に残る

手順で進められる仕事と、判断が必要な仕事は異なります。

定型的な仕事では、必要な情報、進め方、完了条件が揃っていれば、手順を渡すことで一定の品質を保ちながら仕事を進められます。

一方、顧客条件、納期、品質、予算、関係者、優先順位などが変化する仕事では、手順だけでは対応できません。過去の成功手順をそのまま使えない場面や、複数の条件を比較しながら選び直す場面が増えています。

AIは、短時間で複数の案や選択肢を提示できます。しかし、案が増えるほど、現場では次の判断が重要になります。

何を目指すのか

何を事実として確認するのか

何を問題として扱うのか

何を優先するのか

どの条件で、どこまで進めるのか

行動後に起きた変化を、どう次の判断へ生かすのか

必要なのは、過去の正解を記憶する力だけではありません。

変化する状況の中で事実を確認し、問題を論点に分け、優先順位と次の一手を選び、行動後の反応から判断基準を更新する力です。

前提が変わり、過去の正解が合わなくなり、AIによって選択肢が増える。だからこそ、現場で「見る・分ける・選ぶ・更新する」力が必要になる。

本モデルが定義する「判断力」

判断力は、最後に一つを選ぶ力だけではない

一般に「判断力」という言葉は、複数の選択肢から正しい答えを選ぶ能力として捉えられがちです。

しかし、本モデルでは、判断力を最後の選択だけに限定していません。

本モデルでは、判断力を次のように定義します。

判断力とは、目的と守るべき制約を踏まえて事実を捉え、目指す状態との差から問題を設定し、問題を論点に分け、優先順位を決め、安全に試せる次の一手を選び、行動後の反応をもとに判断基準を更新する力である。

具体的には、次の一連の仕事によって構成されます。

1. 目指す状態を置く

2. 現在の事実を確認する

3. 目指す状態との差を問題として設定する

4. 問題を論点に分ける

5. 優先論点を決める

6. 次の一手を選ぶ

7. 行動後の反応から判断基準を更新する

判断力は、会議や現場の最後に「A案かB案か」を選ぶ瞬間だけに存在するものではありません。

何を目指すのかを定め、現在の事実を確認し、その差を問題として捉える。問題を論点に分け、優先順位を決め、小さく試し、その結果から次の判断を学ぶ。

判断力とは、この一連の仕事を前に進める力です。

本人がこの一連の仕事を、実際の仕事の中で経験できるように設計することが、「判断経験設計」の中心となります。

判断力は、最後に一つを選ぶ力だけではない。目指す状態を置き、事実との差を問題として捉え、論点に分け、次の一手を選び、反応から判断基準を更新する一連の仕事である。

「判断経験設計」とは

リーダーの設計、本人の判断、共同の学習を、一つの仕事でつなぐ

判断経験設計は、仕事を丸ごと任せる方法ではありません。

リーダーが設計するのは、本人が判断する地点です。

まず、現在の仕事状態を見立て、今回育てる判断を本人と合意します。そのうえで、本人が事実を見て判断できる大きさに仕事を調整し、任せる範囲、守る境界、相談条件、行動後に見る反応を決めます。

モデル全体は、次の5段階で構成されています。

「見立てる➡設計する➡試す➡反応を見る➡基準へ変える」

最初に、次の6つの条件から現在の仕事状態を確認します。

① 目的・完了条件

② 情報・見るべき事実

③ 標準手順

④ 例外判断の経験

⑤ 権限・時間・資源

⑥ 相談相手・相談条件

その結果をもとに、次の内容を設計します。

対象となる仕事・場面

目指す状態

今回育てる判断

任せる範囲・権限・時間・資源

守る境界・相談・中断条件

支援する内容・確認する時点

行動後に見る反応

次に再実行する場面

本人は、与えられた条件の中で事実を見て、問題を論点に分け、次の一手を選び、行動します。

行動後は、本人、相手、仕事の流れ、成果・リスクに起きた変化を確認します。そして、そこから得られた気づきや因果仮説を、次の仕事で試す仮の判断基準へ変えていきます。

リーダーの設計、本人の判断、共同の学習を一つの仕事でつなぐ。判断力は、説明を聞くだけではなく、仕事の中で判断し、反応を受け取ることで育つ。

本モデルの3つの特徴

1.人を固定的に評価せず、「今の仕事状態」を見る

本モデルでは、「その人はできる」「その人はできない」という固定的な見方をしません。同じ人でも、仕事の種類、関係者、条件、時点が変われば、判断・行動できる状態は変わります。

標準的な仕事では自立して進められる人でも、顧客条件、納期、予算、優先順位などが変われば、判断に迷うことがあります。

そのため、育成の単位を「人」だけに置かず、「人 × 仕事場面 × 時点」として捉えます。

見るべきなのは、その人の能力全体ではありません。

「その人はできるか」ではなく、「今この仕事で、何が揃い、何が足りないか」を確認します。

育成対象は「人」単独ではない。「人 × 仕事場面 × 時点」で、今の仕事に必要な条件がどこまで揃っているかを見る。

2.仕事量ではなく、「判断

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 製品・サービス:判断経験設計モデル