マサチューセッツ州アンドーバー(2026年6月3日) -- RTX(NYSE: RTX)の一事業部門であるレイセオンは、米海軍からSPY-6レーダーシリーズに関する5億1,500万ドルの契約を受注しました。本契約は、2025年6月に受注した統合および生産支援(Integration and Production Support)契約に続くもので、フライトIIA級駆逐艦へのSPY-6(V)4レーダーの搭載改修が含まれています。
レイセオンは、今回の随意契約に基づき、SPY-6レーダーシリーズに対する継続的な支援を米海軍に提供します。これにはドイツ政府向けの支援が含まれ、今後、対外有償軍事援助(Foreign Military Sales:FMS)プログラムの下で、他国が追加されることも見込まれています。
ネーバル・パワー部門のプレジデントであるバーバラ・ボルゴノヴィは次のように述べています。「10年以上にわたり海上で実績を重ねてきたSPY-6は、現在も米海軍が保有する最も先進的な海上用レーダーであり、進化する脅威に対抗するため、艦隊に比類ない探知能力と多任務への即応性を提供しています。レーダー製造施設の近代化に向けた8億ドルの投資を背景に、製造を加速しており、2028年までにSPY-6の生産量を倍増させる見込みです」
SPY-6は現在、米海軍艦艇2隻で運用されており、さらに11隻の艦艇に搭載されています。これらの艦艇はいずれもさまざまな段階の試験を実施しています。今後10年間で、SPY-6は50隻以上の米海軍艦艇に配備される見込みであり、航空目標、水上目標、弾道ミサイルおよび電子戦の脅威に対する防衛能力を強化します。
SPY-6は、マサチューセッツ州アンドーバーにあるレイセオンのレーダー開発施設で設計・製造されている複数のレーダープログラムのひとつです。同施設は3万平方フィートの敷地を有し、米軍および同盟国向けの多様なレーダーの製造を支えています。この垂直統合型で高度に自動化された施設は、世界でも最先端の製造拠点のひとつであり、SPY-6およびその他のレイセオン製レーダーに不可欠な半導体を製造する窒化ガリウム(GaN)ファウンドリーを備えています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:ニュース
- 関連組織:RTX
- 製品・サービス:SPY-6レーダーシリーズ