株式会社リバスタ(本社:東京都江東区、代表取締役:高橋巧、以下 リバスタ)は、建設現場のCO2算定サービス「TansoMiru(タンソミル)」の「TansoMiru 電力」において、1時間単位の電力使用量データ(以下 電力データ)をCSV形式でダウンロードできる機能(以下 本機能)を2026年9月30日より提供しました(※1)。 GHGプロトコル(※2)では現在、スコープ2の算定・報告方法の見直しが進められており、時間単位で電力使用量と再生可能エネルギーの発電量等を照合する「アワリーマッチング(Hourly Matching)」の導入が議論されています(※3)。本機能により、こうした将来的な算定・報告方法や市場環境の変化を見据え、1時間単位の電力データを継続的に蓄積・活用できる環境を整えます。

本機能開発の背景

主要指標 — KEY FIGURES

1時間単位
1時間単位の電力使用量データ
2026年9月30日
2026年9月30日より提供しました
2026年10月1日
2026年10月1日以降のデータを対象に
約2カ月
約2カ月早期化するなど

企業による再生可能エネルギーの活用が進む中、年間の使用電力量に相当する再生可能エネルギーを調達していても、太陽光発電ができない夜間などには、再生可能エネルギーだけでは使用する電力を賄えず、化石燃料由来の電力に依存する時間帯が生じる場合があります。こうした点が課題視され、年間総量だけでなく、電力消費とカーボンフリー電源(※4)による発電を、時間単位で一致させる「24/7 CFE(24/7 Carbon-Free Energy)(※5)」の考え方が国際的に広がっています。

このような動きの中で、企業の温室効果ガス(GHG)排出量の算定・報告で国際的に広く用いられる「GHGプロトコル」では、企業が購入した電力等の使用に伴う間接排出量「スコープ2」の算定・報告方法の見直しに向けて検討が進められています。改定案では、調達した再生可能エネルギーの発電量と電力使用量を1時間単位で照合する「アワリーマッチング」の導入が議論されており、今後、企業が時間単位で電力使用量を把握・管理できる環境が必要となる可能性があります。

こうした変化を見据え、リバスタは、1時間単位の電力データを蓄積・活用できるよう、本機能を開発しました。「TansoMiru 電力」ではこれまでも、2026年3月に電力データの提供を約2カ月早期化するなど(※6)、市場環境の変化やお客様のニーズを踏まえ、機能拡充を継続的に進めています。また、2025年には、経済産業省が推進する「令和6年度補正 再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(電力データ活用支援等事業)」の「個データ活用支援事業」に採択され、電力データの活用拡大に向けた機能拡充に取り組んできました。(※7)

本機能の概要

「TansoMiru 電力」は、建設現場等のスマートメーターから取得した電力データ(※8)を、一般社団法人電力データ管理協会を通じて受領し、電力使用量および電力使用に伴うCO2排出量のデータを自動算定・可視化するサービスです。 今回、これまで提供していた月別・日別の電力データに加え、1時間単位の電力データをCSV形式でダウンロードできる機能を追加しました。2026年10月1日以降のデータを対象に、順次出力が可能となります。 ・「TansoMiru 電力」サービスサイト:https://www.tansomiru.jp/spec/electric/

図版制度・市場環境の変化を見据えた「TansoMiru 電力」の機能拡充イメージ

今後について

リバスタは今後も、GHGプロトコルをはじめとする国内外のGHG算定・報告に関する動向を注視し、必要となるデータや活用ニーズに応じて「TansoMiru 電力」の機能拡充を推進します。こうした取り組みを通じて、電力データとCO2排出量の適切な把握を支援し、建設業界の脱炭素経営の推進と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

(※1)本機能でダウンロードできるのは、2026年10月1日以降の電力データです。各日のデータは、対象日から約6日後を目安に順次ダウンロードできます。 (※2)温室効果ガス排出量算定・報告の国際基準を策定する国際的な枠組み (※3)GHG Protocol「Upcoming Scope 2 Public Consultation: Overview of Revisions」 (※4)発電時にCO2を排出しない電源。太陽光や風力などの再生可能エネルギーに加え、原子力なども含まれます。 (※5)電力消費を、毎日24時間・週7日、時間単位でカーボンフリー電源による発電と一致させることを目指す考え方。 (※6)「TansoMiru 電力」、データ提供を約2カ月早期化。建設業の有価証券報告書・サステナビリティ開示対応の迅速化を支援(2026年3月11日) (※7)リバスタの「TansoMiru 電力」、経済産業省が推進する「令和6年度補正 再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金」に採択(2025年12月23日) (※8)スマートメーターは、電気使用量をデジタルで計測する機能が搭載されているメーターです。電力データは、電気契約者の同意のもと、経済産業省に認定された一般社団法人電力データ管理協会を通じて提供されます。

リバスタについて

株式会社リバスタは、【「つくる」の現場から、世界を変える。】をミッションに掲げ、ICTの力を活用して、建設業界が抱えるさまざまな課題の解決に取り組んでいます。主なソリューションとして、電子マニフェストサービス「e-reverse.com」、CO2算定サービス「TansoMiru」、施工管理サービス「Buildee」、ICT機器ソリューション「BANKEN」、施工管理業務の標準化・ノウハウ継承支援サービス「GENBATON」、技能者向けポイントサービス「ビルダーズポイント」を提供しています。

会社名:株式会社リバスタ

代表者:代表取締役 高橋巧

所在地:東京都江東区豊洲5-6-36 豊洲プライムスクエア9F

資本金:1億円

URL:https://www.rvsta.co.jp

※掲載内容は発表日現在の情報です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:press_release
  • 関連組織:株式会社リバスタ / 一般社団法人電力データ管理協会