佐藤氏は、生徒自らの手で「3Dメタバース校舎」を開発するプロジェクトを1年以上牽引し、国内最大級のデジタル学園祭『全国情報教育コンテスト(全情コン)』にて一次ブロック審査(近畿・北陸)入賞を果たしました。本イベントでは、生徒としてだけでなく開発者という視点から、生成AIが切り拓く次世代の学びについて提言します。

登壇背景:大人が想像する未来と、AIネイティブが生きる現実。その「ズレ」の先にある教育を求めて

青楓館高等学院は、日本国内でも数少ない「AI先端モデル校」として、生成AIを学びのパートナーとして積極的に取り入れています。その環境下で、佐藤氏は「他者の気配」を感じにくいというオンライン教育の課題に対し、アバターによる偶発的な対話を可能にする「3Dメタバース校舎」を生徒主導で開発してきました。

プロジェクトを通じて佐藤氏が感じたのは、大人が設計する「未来の教育」と、すでにAIやメタバースを日常として使いこなす「AIネイティブ世代」が見ている現実のあいだにある「ズレ」です。大人が想像する「効率化」の先で、生徒たちは「自分の居場所」や「人間が果たすべき役割」を再認識しています。

今回の登壇では、東京大学や議員会館での教育AIサミットで議論を重ねてきた知見と、自ら開発を主導してきた当事者としての手触り感をもとに、大人と生徒の視点の「ズレ」や「共通点」に向き合いながら、誰も置き去りにしないこれからの教育のあり方を探ります。

登壇イベント概要

イベント名:教員関係者向けオンライン勉強会「高校生エンジニアに何でも直球質問!AIネイティブ世代が考える未来」

開催日時: 2026年6月14日(日) 20:00〜21:00

会場: オンライン

主催: 一般社団法人教育AI活用協会

詳細・申込: https://education-ai260614.peatix.com/

登壇者プロフィール

佐藤 諒(さとう りょう)|青楓館高等学院 3年

青楓館高等学院の2期生。AI部所属。バイブコーディングで、教育現場の課題を当事者の視点から解決するプロジェクトに従事。メタバース校舎開発のリーダーを務める傍ら、東京大学でのAIワークショップの企画運営などの経験を持ち、次世代の学びとテクノロジーの融合を提言している。

主な実績・活動

第1回 全国情報教育コンテスト(全情コン):一次ブロック審査(近畿・北陸)入賞

オンライン校舎の活性化を目指し、生徒自らの手で「3Dメタバース校舎」を開発するプロジェクトを1年以上牽引。物理的な距離を超えたコミュニティ再定義に挑み、高い評価を獲得。

教育AIサミット ~共創アカデミー@東京大学~:現役高校生として登壇・運営参画

東京大学で開催された「教育×AI」をテーマとした大規模イベントに登壇。他校の生徒や教育関係者を巻き込み、次世代の学びのあり方をプレゼンテーション。

教育AIサミット~衆議院第一議員会館~:防災AIアプリに関する提言

議員会館にて開催されたフォーラムに登壇。生成AIを活用した「防災ファシリテーターアプリ」のデモンストレーションを行い、テクノロジーによる社会課題解決の可能性を政治・行政の場へ直接提言。

プロダクト開発実績

エデュマッチ: 教育現場とEdTechをつなぐマッチングプラットフォームの開発に参画。

書籍管理アプリ: 校内リソース最適化システムの構築。

個人開発:中小/個人向け住所一括正規化ツール、sonファイル翻訳サイト

登壇者のコメント

生成AIやAIエージェントが日常となった今、高校生としてどのようにAIを活用し、アプリ開発に取り組んでいるかを、教育の視点も交えながらお話しします。

現在参画している教育プラットフォーム「エデュマッチ」では、学生・教員・専門家が自由に交流できる場を開発中です。また、これまでに参加した教育AIサミットやグローバルフォーラムの経験も踏まえ、学校教育のあり方、教育におけるAI活用、産官学連携など、多角的な視点からお話しできればと思います。

当日はエデュマッチの機能にも触れながら、教育×AIについて一緒に語り合えることを楽しみにしています。

青楓館高等学院について

青楓館は、「自分らしく生きていく」を掲げ、一人ひとりの個性を尊重した教育を行う通信制高校サポート校です。兵庫県明石市・芦屋市を拠点に、課題解決型学習(PBL)や各界のプロを招いたゲスト授業を通じ、生徒の「やりたい」に合わせた多様な進路を支援しています。

また、一般社団法人教育AI活用協会より「AI先端モデル校」に認定されており、AIを学習プロセスに積極的に導入しており、先端技術を活用した次世代の教育モデルを構築しています。

FACT BOX ・ 要点整理

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