株式会社新潮社は、佐々木譲氏による『裂けた明日』を、本日5月28日(木)に新潮文庫より発売いたします。定年後の年金暮らしの男というと、サスペンスとはほど遠い主人公でしょう。本書の主人公・沖本信也も、嘱託をやめ妻にも先立たれた孤独な男です。そんな信也のもとに平凡な日常を破る事件が起こります。少女を連れた女性が助けを求めて現れたのです。女性は、「敵に追われている」という。二人の話を聞き、信也は安全地帯まで送り届けることを決意します。何の武器も特別な技能もないにも関わらず……。じつは信也にはその女性の母親と、忘れられない過去がありました。ここから危険な逃避行が始まります。平穏な人生を捨ててまで、信也はなぜ身を賭け母娘を守るのか? 検問をかわし、情報トラップをすり抜けて辿り着いた終着点は、衝撃的です。冒頭のシーンとラストがつながり、過去の「伏線」が回収される見事な結末。今も旺盛な執筆活動を続ける76歳の著者による圧巻のサスペンスです。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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